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2025年2月6日更新

寒い日には スパイスを|心も体も健康に 沖縄アーユルヴェーダ −104−

5千年の歴史があるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」を知念伽央梨さん(i-PLANA代表)が紹介します。今回はアーユルヴェーダ的「スパイスの効能と使い方」について取り上げます。

寒い日には スパイスを

5000年続くスパイスの歴史

風が冷たくて寒い日が続いていますね。体を温めたい時には白湯はもちろん良いですが、スパイスをきかせた飲み物を作ってみてはいかがでしょうか。アーユルヴェーダ発祥の地、インドではシナモンや黒こしょう、クローブを5000年も前から使っていたという記録があり古代からスパイスを使う文化が既に確立されていたとされます。

日本においては奈良・平安時代にすでに上陸し、正倉院の御物の中にこしょう、クローブ、シナモンが納められており、貴重な薬として渡来していたとの事。さて、これらのスパイスを使った飲み物と言えばチャイを思い浮かべる方も多いのでは? 

インドでは移動型の屋台などでチャイを売っています。甘く、温かくてとてもおいしいです。ここでは簡単に作れる私のオリジナルチャイを紹介します。
 

茶葉にスパイスを加え、甘く煮出したミルクティー「(マサラ・)チャイ」は寒い冬にぴったり


《材料・2人分》
・紅茶の茶葉……………小さじ2~3
(茶葉はアッサムCTCがおすすめ。無ければティーパック2でも)
・シナモンスティック…1本
・ヒハツ粉………………小さじ1/2
・カルダモン……………2個
(中の黒い種をすり鉢でつぶす、サヤも使う)
・クローブ………………2個
・ショウガ………………やや厚めのスライス1~2枚
・牛乳……………………200ミリリットル
・水………………………200ミリリットル
・きび砂糖………………お好みの量

《作り方》
鍋にスパイス類と水を入れ、中火にかける(シナモンは折り、カルダモンの種やクローブはつぶすと風味が良い)
煮出して色がついたら弱火にし、茶葉を加える
牛乳、砂糖を加え沸騰する直前に火をとめる。茶こしなどでこしてカップに注ぐ




血流促し冷え対策にも

ピリッとした辛味ときび糖の優しい甘味が冬にぴったりです。アーユルヴェーダでは牛乳と、塩味や酸味や魚類の組み合わせは消化不良を起こすと考えられていますのでチャイをいただく前後1時間は前述の食べ物は控える事を勧めています。

クローブに含まれるオイゲノールと呼ばれるフェノール物質は抗酸化作用があり、シナモンやヒハツに含まれるピペリンは血流を促進し冷え対策になります。カルダモンは抗炎症作用が期待されています。

多くのスパイスは消化を促し、殺菌作用に優れ、種類によってさまざまな薬効がありますが取り過ぎに注意を。寒い日は体を動かして温めることもさることながらスパイスを活用し、沖縄の短い冬を楽しんでみてはいかがでしょうか。


インフォメーション
①アーユルヴェーダ講座(アーユルヴェーダスイーツ付き)
《日 時》2月15日(土)13時~15時
《テーマ》アーユルヴェーダ春の過ごし方
《受講料》2000円※残席わずか

②アーユルヴェーダトリートメント

《時 間》①11時 ②16時 ③18時
《内 容》カウンセリングによりコースを決定
《料 金》2万6800円→9800



■会場・問い合わせ先
モントレ沖縄スパ&リゾート内
スパパティヤ
電話=098-964-1808



株式会社 i-PLANA
代表 知念伽央梨
米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユルヴェーダ提携AyurVedicMedicinePractitioner・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー、琉球料理伝承人


ご予約・お問い合わせ先
スパパティヤ
098-964-1808
電話受付時間10〜22時

オンラインショップは下記のURLから
https://r.qrqrq.com/2jgBixvM


【これまでの記事】
心も体も健康に 沖縄アーユルヴェーダ


毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1956号 2025年02月06日紙面から掲載」

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