ビューティー
2018年10月11日更新
失敗しない眉の整え方を教えて|下準備と用具選びが重要
[美makeup]執筆/板谷さち(資生堂ジャパン(株) 沖縄オフィス)
Q.失敗しない眉の整え方を教えて
A.下準備と用具選びが重要
眉を整える方法は切る、抜く、そるなどです。前回お伝えしたように、どんな場合もやり過ぎないことがポイントです。ご自身の眉山の骨や筋肉の位置からずらし過ぎず、調整しても1~2ミリの範囲にとどめることで自然な仕上がりになります。
まずは、必要な用具をそろえましょう。顔の面積は小さいので、1ミリの差でも印象はがらりと変わってしまいます。そのわずかな差で「あ、失敗した…」ということにも。本気で仕上がりにこだわるなら、ピンポイントにカットしたり抜いたりできる用具選びが大切です。
少しずつ整えて失敗防ぐ
次に大切なのが、下準備です。整える作業の前に、ブラシで眉の毛流れを整え、なりたい眉の形のアウトラインを描いてから始めます。手が安定しにくいときは机などに肘をつきながら固定してみてください。少しずつ整えていくことで失敗しにくくなります。眉の生えるスピードは個人差がありますが、一度整えたら、伸びてきたと感じるタイミング(月に1、2回くらい)で整えておくと、いい状態を保てます。
整えた後は毛量が調整され、薄く感じることがあります。アイブローで描き足して、なりたい眉に近づけましょう。
眉を整える手順
①眉をブラシでとかしてから始めます。カット前に、アイブローなどでなりたい眉の形のアウトラインを描きます。両手が使えるよう、置き鏡で全体の状態が見えるようにしましょう。
②アウトラインの周りの毛を、眉用のはさみや毛抜きで整えます。
③コームやブラシを上から下に向かって軽くとかすようにあて、アウトラインの外側からはみだしたところを少しずつカットします。上側は下から上に軽くとかすようにあて、アウトラインからはみ出す毛先を同様の手順で整えます。
眉のメーク道具
◆眉用はさみ◆
刃が反っているものは、肌に当てても刃先が当たらず安心。さらに根元からしっかりカットできるので便利。
◆スクリューブラシ◆
自然な毛流れに整える。毛のボリュームや長さを残したいときに。
◆コーム&ブラシ◆
カットするときにコーム側を使うと切る部分が見えやすく、切り過ぎる心配が少ないので初心者にお勧め。
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