ビューティー
2024年10月31日更新
5分で華やか! メーク直し|おとなのメークアップレッスン③
女性のメークの悩みはさまざま。メークアップアーティストの京なつきさんが、解決策を紹介します。
五つの手順で明るい印象に
年末に近づき、イベントが増えてくる季節ですね。夕方、仕事帰りに人と会う時に、短い時間で疲れた印象から一気に華やかで明るい印象に変える三つのポイントをアドバイスします!
①スティックタイプのヘアワックスかヘアオイル(ミニサイズ)
②ビューラー(ミニサイズ)
③青みのチーク兼リップ。しっとりしたツヤタイプがメーク直ししやすい
④ミストタイプ化粧水(ミニサイズ)
⑤ラメアイシャドー。ほんのりピンクのラメが入った単色で、密着感が高いリキッドタイプがお薦め
【ポイント1 立体感を出す】
①髪の分け目を変える
メークよりまずは、髪形からアレンジ! 髪形は、顔より印象を左右するパーツとも言われています。顔よりも髪のほうが広い範囲を占めるため、髪形や質感、髪色を変えるだけで一気に明るい印象に! まずは、分け目を普段の逆にしてみましょう。黒目の外側をまっすぐ上に上がったところに分け目を作ると、髪形に立体感が出て小顔に見える効果も。肌ツヤより髪ツヤが大事とも言われているので、分け目を変えた後、スティックタイプのヘアワックスかヘアオイルを半プッシュ出して、髪全体→毛先→顔まわり→浮き毛の順で整えましょう。
②まつげを上げる
アイメークは、アイシャドーやアイライナーよりも、まずは自まつげを最大限に生かすこと。目を大きく強調でき、明るく元気な印象になります。 ビューラーが苦手な方は、自分の目幅に合ったビューラーに替えるか、サロンでまつげパーマをあてるといいでしょう。まつげパーマは、まつげが痛みそうなイメージがあるかもしれませんが、近年はまつげを保護し、カールを長持ちさせる美容液を使用しているところも。ビューラーで上げたような自然でナチュラルなカールに仕上がるので、アイメークが苦手な方、時短でメークを仕上げたい方にはお薦めです。
【ポイント2 血色感を出す】
③チーク&リップで血色感アップ
時間がたつとくすむ、疲れた印象に見える方は、青みカラーのチークやリップをつけると、くすみを抑えてパッと明るく透明感のある肌になります。 リップは、かわいく見せたい方はイチゴのような赤っぽいピンク色、大人キレイめに見せたい方は、赤ワインを思わせる赤紫色が良いでしょう。チークは、肌なじみしやすいイチゴミルクのような白っぽいピンク色がお薦めです。
【ポイント3 ツヤ感を出す】
④ミスト化粧水で潤いアップ
時間がたつと乾燥してテカリ肌になる方は、まずはテカリを抑えて顔全体にミストタイプの化粧水を吹きかけることで、スキンケアした後のような潤いある自然なツヤ肌に仕上がります。
⑤目元のラメで、きらめくツヤ感
まぶた全体ではなく、上まぶた中央&目頭に「く」の字につけるのがポイント。目元にキラッとした輝きを演出し、華やかな印象になります。
時短で仕上げるコツ
メークは料理作りと一緒です。まずは必要な道具を準備して手順をイメージしましょう。時間を意識して何度か練習すると、短い時間でイメージしたメークに仕上がります。イベントに向けて、ぜひ今から少しずつ練習してみてください。まずは10分、そこから5分を目標に、時間を短くしていくといいですよ。メーク時間を楽しんでくださいね!
京 なつき
1989年、那覇市出身。県内の美容系専門学校を卒業後、東京のエステサロンや大手オーガニック化粧品店で勤務。2017年に那覇市でKYO MAKE-UP SALONをオープン。
『週刊ほ〜むぷらざ』 おとなのメークアップレッスン③
第1943号 2024年10月31日掲載