紫外線を防いで美肌へ

化粧下地とパウダーを開発、販売する神谷理恵さん（47）が、オリバー美容形成外科医の川﨑雅人さん（44）と「紫外線の影響と美肌を守るためのケア」について話した。2人は、12月14日（日）、浦添市のてだこホールで講演を開く。




 美肌作りには、紫外線対策と保湿が大事！ 
神谷 理恵 さん
合同会社R.Beauty Office代表。1978年千葉県出身。美容部員を経て開業。2023年に同社を設立。ルフォリアより下地「トーンアップベース」と「シルクパウダー」を開発・販売。


 紫外線の影響は蓄積し、後々の肌に表れます。 
川﨑 雅人 さん
オリバー美容形成外科院長。1981年三重県出身。大学病院や一般の形成外科、美容クリニックを経て2024年同院開院。（一社）日本形成外科外科学会形成外科専門医。

 神谷 　県外から引っ越してきて、肌を刺すような紫外線の強さに驚きました。沖縄の紫外線量は全国平均の1.5〜2倍とも言われています。

 川﨑 　僕も県外出身で海がめっちゃ好き。紫外線の強さは肌で感じましたね。最初は本当に痛かった。

 神谷 　20代のころは日焼けした肌が流行っていて、肌に何も塗らずにビーチに行き、積極的に焼いていたんですよ。

その後美容部員になって日焼け対策を始めたのですが、30歳を越えてシミが出てきてしまって…。

 川﨑 　若いときは新陳代謝が良いので気にならなくても、後々蓄積したダメージが出てくるんですよね。

 神谷 　その後、初めて美容クリニックに行ったのですが、こんなに簡単にシミが取れるんだと感動して！　定期的に通うようになりました。

 川﨑 　レーザーは数十分で済みますし、以前よりも低価格化が進んで明朗会計になり、通いやすい美容クリニックは増えています。美容師さんと治療費について話した時に、美容院代より安いんだね、と驚かれたことがあります。

 神谷 　何かあったら通う。私の中では歯科感覚です。

 川﨑 　美容室のようとおっしゃる方もいます。

ただ、シミ取りのレーザーは日焼けをしていると施術ができません。日ごろのケアもやはり大切です。

 神谷 　確かに、土台となる肌の状態で、日焼けのしやすさは変わりますね。私は保湿を重視しています。生の魚と干物を比べると、水分の少ない干物の方が焼けやすい。肌にも同じことが言えます。

湿度が高い沖縄では保湿を怠りがちですが、実は肌が乾燥している方は多い。そういったことを、講演会で詳しく伝えたいです。

—講演会では、他にどのようなことを話しますか。

 川﨑 　シミや老化など、紫外線が肌に与える影響を説明します。また、シミと一口に言ってもいくつか種類があって治療法も違う、といったことも紹介します。

 神谷 　私は健康な肌になるために必要な条件と、それをかなえるケア方法、スキンケアアイテムをお伝えする予定です。

そのカギになるのは、紫外線対策と保湿です。私が開発した化粧下地とパウダーは、紫外線対策と美肌作りを目指しています。当日、商品を販売するブースも出展します。

 川﨑 　潤いは加齢によって減っていくので、対策は必要ですね。

また、大人は日焼け対策をしている方も多いですが、屋外で活動している子どもたちの肌が気になります。お母さん方にも来ていただけるとうれしいです。

 神谷 　肌が整っているとメークが薄付きですむので、朝、時短に！　若見えもかなうので、自分に自信がつきます。多くの方に、知識を深めて、美肌をかなえていただきたいです。

 12月14日㈰午後2時〜、浦添市のてだこホールで講演を開きます。無料なので、お気軽にお越し下さい。
※詳細・申し込みはピックアップナビへ。問い合わせは、電話080（9564）8060まで。

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