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2023年5月25日更新

[美容形成外科]顔の層に応じた治療②|教えて!ドクター当山〈259〉

顔の老化に対する治療は「老化が進む順、つまり深い層から治療するのが効果的」と、前回は深部から中間部にあたる「骨・筋肉・筋膜・皮下組織」について紹介した。今回は皮膚表面に近い「真皮・表皮・角質」の治療についてクローズアップ。当山美容形成外科の当山拓也院長は「皮膚の老化は紫外線と摩擦が原因」と話す。

毎日のケアが美肌を作る!

皮膚は紫外線と摩擦で老化

 顔の層に応じた治療(2) 



―顔の浅い層への治療とは?

 当山 
顔の皮膚、すなわち真皮・表皮・角質部分の治療です=上イラスト

皮膚は光老化=紫外線による老化がメインです。強い紫外線を浴びると、皮膚の真皮にある線維芽細胞が破壊され、肌のハリや潤いを保つコラーゲンを作り出すエラスチンが減少します。同時に、メラニン細胞が活性化。皮膚の代謝も悪くなり、シミやくすみが出やすくなります。


―自宅でできることは?

 当山 
まずは紫外線対策。ガラスを通して紫外線は肌に届くため、日焼け止めはたとえ室内にいる日でもムラなくしっかり塗ることが重要です。

もう一つ、大切なのが摩擦を避けること。特に目元や口元などは皮膚が薄く敏感ですから、アイメークなどをゴシゴシこすって落とすと色素沈着の原因になることも。洗顔後はタオルで拭かず、ティッシュを使って皮膚を抑えるようにして水気を取るなど、絶対に皮膚をこすってはいけません。


複数の治療機器組み合わせ
一定額でカスタマイズ治療


―シミやくすみに対する治療は?

 当山 
肌表面の色素疾患に対して効果を発揮するのがフォトフェイシャルなどの光治療です。皮膚表面のメラニンをターゲットに、そばかすや薄いシミなどにアプローチ。定期的に行うことで皮膚の透明感やハリ感を維持できます。肌のザラつきが気になる場合は、ピーリングで皮膚の余分な角質を除去します。

皮膚のターンオーバーが悪くなってできる全体のくすみには、医師の指導の下で使うホームケア用品「ZOスキン」がオススメ。当院ではより効果が出やすいよう、専門スタッフが使い方を指導いたします。

―肌治療を考える読者に一言。

 当山 
当院では、その方の肌の状態を見ながら、肌質を改善する「ジェネシス」やシミ・そばかすにアプローチする「ライムライト」、美肌成分をより深くまで浸透させる「イオン導入」などを、一定の金額内で組み合わせるカスタマイズ治療を行っています。

健康な素肌は、毎日のケアの積み重ねがとても大切。医師と専門のスタッフが、あなたの肌悩みに合わせて手頃な価格で受けられるオススメの治療法をご提案いたしますので、ぜひ一度、ご相談ください。


※次回は「意外に多い? 乳頭肥大の治療とは」を紹介します。


当山 拓也 氏
当山美容形成外科 院長

東京医科大学卒業後、東京大学医学部形成外科学教室入局。東京警察病院、杏林大学形成外科等で研さんを積む。リッツ美容外科・東京院、東京西徳洲会病院形成外科・美容外科医長、アヴェニュー表参道クリニック副院長をへて、2017年4月に医療法人形成会当山美容形成外科副院長に。2018年、同院院長に就任。


<この記事に関する問い合わせ先>
医療法人形成会 当山美容形成外科
098-867-2093
http://www.touyama.com/



<過去記事一覧>


『週刊ほ〜むぷらざ』 教えて!ドクター当山<259>
第1868号 2023年5月25日掲載

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funokinawa編集部

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