ヘルスケア
2022年12月22日更新
[沖縄・PR]そのトラブル靴が原因かも|整形靴技術者が教える! 足と靴のコト③
[文・大田守誠]
靴の修理やインソール、整形靴を手掛ける大田製靴店。まひや外反母趾(ぼし)など、足のトラブルで歩く事や靴に悩む人たちをサポートしている代表の大田守誠さんが足と靴のことについてお伝えしていきます。
当店には、タコ・魚の目、巻き爪など、足のトラブルで相談に来られる方が多くいます。トラブルを抱えた方々の足元を見てみると、サイズの合っていない靴や、足に合わないデザインの靴を履かれている事が多く見られます。また、靴箱に履けない靴が何足もある、靴が合わないからサンダルしか履かない、外反母趾だから大きな靴を履くといった間違った靴選びからもトラブルの原因になる事があります。
サイズが大きい靴を履いたり、スリッポンの様にフィッティング調整ができない靴だと、靴の中で足が動くため、かえって足先に負担がかかってしまい、外反母趾や巻き爪といったトラブルにもつながります。 また、靴底がすり減り型崩れをしたままの靴を履き続ける事は、足元が不安定な状態になり、足元の疲労や、膝へのトラブルにつながる事もあります。 まずはご自身の靴が上の図に当てはまるかチェックしてみてください。
執筆者
大田守誠(おおた・もりまさ)
1929年創業の大田製靴店3代目。ドイツの整形靴技術、材料、機械など、靴製作に関わる技術と知識を取得。
靴修理インスタグラム
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装具インスタグラム
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毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1846号 2022年12月22日紙面から掲載」