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2022年9月22日更新

[沖縄・メーク術]小じわ、ほうれい線目立ちにくく|美makeup

[美makeup]執筆/平良芽依美(資生堂ジャパン(株)沖縄オフィス) 

小じわ、ほうれい線目立ちにくく

暑さが少し和らぎ、秋の気配を感じるこの頃。秋の肌は、夏の乾燥・紫外線ダメージの蓄積により、エイジングサインを感じやすいと言われています。例えば、見た目年齢を左右する「目元の小じわ」や「ほうれい線」は、顔の影となり一気に疲れた印象になってしまいがち。日常に取り入れられるスペシャルケアや、メークで目立ちにくくするテクニックをご紹介します。

目元の小じわ対策

目の周りは皮膚が薄く、乾燥ダメージをダイレクトに受けやすいパーツ。化粧水・乳液でしっかり保湿をしても、乾燥小じわが気になる! という人におすすめなのが、しわを改善できる「純粋レチノール」配合のアイテムを取り入れること。「純粋レチノール」は肌みずからがヒアルロン酸を生み出し、水分量を増やすことで、なめらかな肌へと導き、しわを改善してくれる成分です。毎日のケアに取り入れて習慣にすれば、目元の乾燥小じわを目立ちにくく改善します。

メークが厚ぼったいと小じわが目立ちやすくなるので要注意。小じわが気になりがちな目の下は、指で軽く皮ふを引き上げながら、しわに沿ってなじませると、肌にピタッとフィットさせつつ薄づきに仕上がりますよ。

下地はパール感のあるタイプのものを、ファンデーションはリキッドタイプやクッションタイプを選ぶと◎。ツヤが光を反射させて影を飛ばし、小じわがなかったかのような肌がつくれます。

ほうれい線ケア

スマホの影響からか、今や幅広い年齢層の悩みとなっているほうれい線。ほうれい線のケアには、マッサージがおすすめです。マッサージクリームがない場合は、普段使っているクリームや美容液をたっぷり取ってなじませましょう。「ヤッホー」のポーズで、頬を引き上げるようにやさしくマッサージする方法が効果的です=下記イラスト参照。

メークで目立ちにくくするには、コンシーラーを「猫のひげ」のように入れること=下記イラスト参照。上昇ラインを意識して入れることで、目の錯覚を利用しほうれい線が目立ちにくくなります。コンシーラーは肌よりワントーン明るめで、柔らかいテクスチャーのものがいいですよ。光で影を飛ばすイメージで仕上げましょう。

毎日のお手入れで根本ケアしながら、メークで上手にカバーして、生きいきとした表情を手に入れてくださいね!

有効成分レチノール


 「ヤッホー」マッサージ 

(1)いつものお手入れの後に、クリームや美容液を顔全体にたっぷりなじませる。
(2)指をそろえて人さし指をイラストのように合わせ、親指はあごの下にそえる(「ヤッホー」の手の形)。

(3)口もとを横にのばすようにして、手のひらを目の下から頬全体にフィットさせ、耳に向かって数回引き上げる。


 猫ひげコンシーラー 

(1)リキッドファンデーションで顔全体を仕上げた後、ほうれい線をまたぐようにコンシーラーを斜め上方向にすべらせ、猫のひげのような短めの線を3~4本入れる。


(2)1で入れた猫ひげ線をトントンと上に向かってなじませ、ファンデーションとコンシーラーの境目をぼかす。仕上げにフェースパウダーを使う際はブラシなどを使用し、ごく薄く重ねる。

「週刊ほ~むぷらざメーク」係

 


『週刊ほ〜むぷらざ』美makeup
第1833号 2022年9月22日掲載 毎月第4週に掲載

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