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2021年12月23日更新
[沖縄・美容形成外科]鼻の悩みと治療法|教えて!ドクター当山〈243〉
外国の女優さんのようにスッキリと通った鼻筋や、高い鼻が際立つ横顔に憧れる女性は多いのでは?でも「実は、本当に美しい鼻は『目立たない鼻』なんです」と当山美容形成外科の当山拓也院長。理想的な鼻とはどんな鼻か、治療方法や治療する際の注意点についても、話を聞きました。
本当に美しいのは「目立たない鼻」
鼻はバランスが大切!
外国の女優さんのようにスッキリと通った鼻筋や、高い鼻が際立つ横顔に憧れる女性は多いのでは?でも「実は、本当に美しい鼻は『目立たない鼻』なんです」と当山美容形成外科の当山拓也院長。理想的な鼻とはどんな鼻か、治療方法や治療する際の注意点についても、話を聞きました。
鼻の悩みと治療法
鼻の悩みは世代を問わない
理想は顔の中央に収まる鼻
—どんな方が相談に訪れますか?また鼻の悩みには、どんなものがありますか?
当山
鼻に関するお悩みは、若い世代からシニア層まで世代を問わずお持ちで、当院にも幅広い世代の方が相談に訪れています。
「鼻をスッキリ高くしたい」「小鼻が横に広がって大きいのが気になる」「平べったい顔の印象を変えたい」というご希望が多いのですが、鼻は顔の中心にあるため、高さ、長さ、向き、横幅などのバランスがとても大切になってきます。
本当に美しい鼻は、実は「目立たない鼻」。単純に高くする、鼻先をとがらせるだけでは返ってバランスが崩れ、そこだけ悪目立ちしてしまうこともあります。
—理想的な鼻とは?
当山
目と目の間、また顔を縦に3分割した時、中央に鼻が収まるのがバランスの取れた理想的な鼻と言えます。
パーツで分けバランス考慮
仕上がりイメージし計画を
—どんな治療法がありますか?
当山
鼻を高くするヒアルロン酸による治療が人気ですが、本当にバランスの良い鼻を手に入れたいなら経験豊富なクリニックでの手術もオススメです。他の部位と違い、鼻は手術することでバランスが整って実際はどこを手術したのか分からないことがほとんどです。
手術にはシリコンを入れたり、ご自分の耳の軟骨を使ったり、広がった鼻の穴を修正したり、原因やお悩みに応じてさまざまな方法があり、鼻の穴の中や穴の付け根から切開するため、傷跡はあまり目立ちません。
—治療の際の注意点を教えてください。
当山
鼻はいくつもの骨や軟骨、脂肪、筋肉、それらを覆う皮膚で構成されています。鼻の付け根から鼻先に向けての「鼻背」、両小鼻までを指す「鼻翼」、鼻の先端部分にあたる「鼻尖」と、それぞれパーツで考えて、全体のバランスを見ながら治療法を考える必要があります。
ひとくちに鼻が低い、小鼻が大きく見えるといっても、日本人は皮膚が厚く脂肪が多いタイプや、皮膚の下の軟骨同士が大きく離れていることが原因となっているタイプなどさまざま。バランスが悪い原因は何かを見極め、治療後の仕上がりをイメージして計画を立てることが大切です。
当山 拓也 氏
当山美容形成外科 院長
東京医科大学卒業後、東京大学医学部形成外科学教室入局。東京警察病院、杏林大学形成外科等で研さんを積む。リッツ美容外科・東京院、東京西徳洲会病院形成外科・美容外科医長、アヴェニュー表参道クリニック副院長をへて、2017年4月に医療法人形成会当山美容形成外科副院長に。2018年、同院院長に就任。
<この記事に関する問い合わせ先>
医療法人形成会 当山美容形成外科
098-867-2093
http://www.touyama.com
Eメール info@touyama.com
※次回は「必殺クマ退治! あなたのクマはどのタイプ?」を紹介します。
<過去記事一覧>
『週刊ほ〜むぷらざ』 教えて!ドクター当山<243>
第1794号 2021年12月23日掲載