レーザーで「硬毛化」してしまった毛も脱毛できる！

針脱毛なら白髪やタトゥー上の毛も

レーザーでは脱毛できない白髪や軟毛、ホクロの上などにある毛。「そうした毛の脱毛法として今、再注目されているのが『針脱毛』です。当院は県内で唯一、針脱毛を行っており、他院からの紹介も多い」と語る当山美容形成外科の当山拓也院長。脱毛看護師の前原友樹さんや新垣江利さんを含め、話を聞いた。

 県内唯一の針脱毛 



色・太さ・毛質選ばず
高い脱毛効果の針脱毛

―針脱毛が再注目されているとか。

 当山 
脱毛と言えば現在はレーザーが主流で、一度に広範囲に照射できることから、ここ３０年余で一気に普及しました。ただし、黒い色素に反応する性質上、白髪やホクロ上の毛など脱毛できない毛があること、またレーザーを照射したことでかえって毛が硬く太くなる「硬毛化」が起きていることも判明。それらすべてに対応できると再注目されているのが「針脱毛」です。県内では唯一、当院のみが実施しています。

―レーザーで抜けない毛とは？

前原
①白髪や産毛、②やけどのリスクが高い入れ墨・タトゥーが入っている部分の毛、ホクロやあざに生えている毛、乳輪とその周囲の毛、③レーザー照射を禁じられている眉毛や目周りの毛です。

レーザーでは対応できないこれらの毛も、針脱毛ならすべて脱毛が可能。あらゆる毛の色、太さ、毛質をカバーし、肌に色素がある部分にも対応。高い脱毛効果を得ることができます。

新垣
硬毛化した毛を脱毛できるのも針脱毛だけ。エステのレーザー脱毛や家庭用脱毛機器で繰り返し照射してしまったことによる弊害で硬毛化してしまった方が、紹介状を持って多く来院されます。抜けないからと何度も照射すると悪化するため、早めに受診することをオススメします。

学会所属の脱毛看護師対応
予算・時間に応じ１本単位で


―どんな方が来院されますか？

前原
男女とも２０～８０代まで幅広い世代が来院。コロナ禍のマスク生活で、眉毛や目周りの針脱毛も増えています。針脱毛は３㍉ほど毛を伸ばす必要がありますが、マスク生活の今だからこそと頬や口周りを希望される方も多い。将来の介護に備える方も増えています。

新垣
​針脱毛は１本単位の施術ですから、予算やスケジュールに応じて都度、調整いただける点も魅力の一つ。眉などはアートメークと組み合わせることも可能です。

―最後に読者へのアドバイスを。

前原
脱毛は医療行為。確かな技術と知識、万一の際のアフターフォローができるクリニックで施術を受けることが大切です。当院は、全国の脱毛学会に所属し研鑽を積んでいる脱毛看護師が施術に当たるため、安心してご相談ください。


当山 拓也 氏
当山美容形成外科 院長
東京医科大学卒業後、東京大学医学部形成外科学教室入局。東京警察病院、杏林大学形成外科等で研さんを積む。リッツ美容外科・東京院、東京西徳洲会病院形成外科・美容外科医長、アヴェニュー表参道クリニック副院長をへて、２０１７年４月に医療法人形成会当山美容形成外科副院長に。２０１８年、同院院長に就任。


前原友樹さん・新垣江利さん
（看護師・脱毛士資格有り）

＜この記事に関する問い合わせ先＞
医療法人形成会 当山美容形成外科
098-867-2093
http://www.touyama.com
Ｅメール info@touyama.com


※次回は「鼻はバランスがとても大切です」です。


＜過去記事一覧＞

『週刊ほ〜むぷらざ』　教えて！ドクター当山＜242＞
第1790号　2021年11月25日掲載