ビューティー
2021年7月22日更新
[沖縄・メーク術]化粧直しでより華やかに|美makeup
[美makeup]執筆/平良芽依美(資生堂ジャパン(株)沖縄オフィス)
夏はメーク崩れが特に気になる季節。今回は、崩れたメークをきれいに直しつつ、さらに華やかに印象を変えて、パッと目を引くテクニックをご紹介します。
①メーク直し前の下準備
メーク後、時間がたった肌は汗や皮脂でベースメークが崩れやすい状態。そのまま化粧を重ねても、きれいに直すことはできないので、メーク直し前の下準備が必要です。
まずは、余分な汗・皮脂、浮いたベースメークをティッシュやあぶらとり紙でおさえます。顔全体にミストをたっぷり吹きかけてうるおいをチャージした後は、何もついていないスポンジを使って、ヨレてしまったベースメークを軽くぬぐって肌表面をフラットに。その上にパウダリーファンデーションやおしろいを重ねることで、メークしたてのような肌に元通りです。
②屋外で映える肌にアップグレード
①でベースメークを直したら、輝きのあるフェイスカラーを重ねて、沖縄の日差しに映える肌にチェンジ! ほおの高い位置に、ほんのりラメやパールの入ったハイライトをのせて、自然にぼかすようになじませましょう。
また、人と会うときにより印象をアップさせるなら、チークをプラスするのがおすすめ。ポイントは、マスクをしていても見える高めの位置に入れること。ほんのり血色感が見えることで、健康的で幸せ顔になれますよ。
③カラーアイテムで目元をアップグレード
「気分を変えたい!」「友人とのお出かけだからおしゃれしたい!」など、化粧直しでガラリと印象を変えたい場合は、「カラーアイライン」や「カラーマスカラ」がおすすめです。現在はカラーアイテムも種類が豊富。アイライン、マスカラはブラックやブラウンが主流でしたが、最近では、イエロー・ホワイト・レッド・グリーン・バイオレットなどさまざまなカラーがあります。印象チェンジが楽しめて、目元が際立つマスクメークにうってつけ。仕事中は普段のブラウンメークでも、アフターファイブにカラーアイテムをちょい足しするだけで一気におしゃれ顔になりますよ。
自分らしいメーク探しを
カラーアイラインは、全体に入れると個性的な目元が楽しめ、目尻にのみポイントで入れると、カラーメーク初心者でも試しやすい仕上がりに。カラーマスカラも、入れる範囲や場所によって印象が変化します。自分らしいメークを探すのも楽しいですよ。
どうせ崩れるから…とマンネリ化しがちな夏メーク。崩れを直すだけでなく、さらに輝く印象にアップグレードすることで1日中輝く自分でいられます。さあ、メークを楽しみましょう♪
カラーマスカラ テクニック
【初心者にもおすすめ! バイオレット】
肌なじみの良いバイオレットは、優しい発色のため、上下のまつげの根元からたっぷりぬって、しっかりと色みを感じさせるのがポイント。上品で華やかな目元を演出できる。チークやリップなど、他のポイントメークと統一感を出しやすく、初心者にもおすすめ。
【ポイント使いでクールに! グリーン】
派手過ぎず、ほどよい発色が魅力のグリーンは、洗練された印象に。上まつげの目尻側のみにグリーンのマスカラをぬり、その他はブラックマスカラで仕上げるとクールな仕上がりになる。一見難しそうなグリーンも、ポイント使いなら挑戦しやすい。
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『週刊ほ〜むぷらざ』美makeup
第1772号 2021年7月22日掲載 毎月第4週に掲載