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2021年3月25日更新

洗顔を制して美肌に|美makeup

[美makeup]執筆/平良芽依美(資生堂ジャパン(株)沖縄オフィス) 

過ごしやすい陽気の春。実は、肌トラブルが起きやすい時季でもあります。春風に乗って微粒子のチリ・ほこりなどが舞い上がり、それらが肌に付着して肌荒れを引き起こしやすくなるのです。

気温が上昇すると皮脂の分泌量が増え、ニキビや毛穴詰まりの原因にも。マスクを着用し始めてからニキビに悩んでいるという声も増えました。マスク内で雑菌が繁殖しやすいことや、マスク着脱時の摩擦、温湿度の変化で肌本来のバリアー機能が低下することが原因と考えられます。

肌トラブルの予防には「汚れを取り除く洗顔」と「バリアー機能を整える化粧水・乳液」でのお手入れが大切です。今回は、美肌への第一歩である正しい洗顔方法のポイントをお伝えします。

たっぷりの泡でやさしく

洗顔は、肌に刺激を与えないようにたっぷりの泡のクッションでやさしく丁寧に行いましょう。1日の終わりには皮脂・汗、ホコリなど、さまざまな汚れが肌に付着しています。汚れが残ったままだと、肌が荒れてニキビや毛穴詰まりの原因になるので、丁寧な洗顔は美肌づくりにとって重要。皮脂や汗は就寝中にも分泌されるので、朝の洗顔も、夜同様に洗顔料を使ってしっかり汚れを落とすことが大切です。

■STEP1
まずは手を洗い、水かぬるま湯で顔を素洗いします。汚れや油分が手や顔に残っていると、洗顔の泡立ち効果が半減してしまうため、欠かさず行いましょう。

■STEP2
手のひらがぬれた状態で洗顔料を適量とり、少量のぬるま湯を数回に分けて加えながら、空気を巻き込んでしっかり泡立てます。

■STEP3
泡を肌の上で転がしながら、顔全体をやさしく包み込むように洗います=左囲み。特に毛穴汚れがつまりやすい小鼻は、指先を使って入念に。Tゾーンなど皮脂のべたつきが気になる部分は、指の腹を使ってくるくると洗いましょう。

■STEP4
すすぎは約1分を目安に。体温より少し低めの人肌程度のぬるま湯で丁寧に洗い流します。熱過ぎるお湯は肌の刺激になるので避けるのがベストです! 十分にすすぎ終わったら、タオルで水気を吸い取るように、軽く押さえてやさしく拭きましょう。

◆   ◆   ◆  ◆   ◆   ◆

洗顔料で丁寧に洗えば、化粧水や乳液などが肌になじみやすく、肌が潤って透明感も期待できます。また、化粧水・乳液が浸透した肌は本来のバリアー機能が整い、肌荒れしにくい健やかな状態をキープできるのです。まだまだ手放せないマスクと上手に付き合いながら快適に過ごすためにも、正しい洗顔方法をマスターして美肌ケアしていきましょう。

正しい洗顔のポイント
●泡立ての目安
きめの細かい泡をたっぷり使って洗うことで汚れ落ちが高まり、過度な摩擦から肌を守ります。泡立てをしっかりしておくと、すすぎの時に泡切れがよくなり、肌に泡が残りにくくなるメリットも。「手のひらを逆さにしても泡が落ちてこない」状態が理想の泡の目安。


●洗い方
顔全体を包み込むことができるたっぷりの量の泡を作ったら、肌が隠れるくらいの厚みの泡を乗せて顔全体に広げます。指先でらせんを描くようにしながら、各部位を3回ずつ(小鼻のみ6回目安)洗いましょう。力を入れずにやさしく、肌の上で泡を転がすようなイメージで、すみずみまで丁寧に行います。


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『週刊ほ〜むぷらざ』美makeup
第1755号 2021年3月25日掲載 毎月第4週に掲載

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