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2021年3月4日更新

日常的な運動で消化力をアップ|心も体も健康にアーユルヴェーダ

5千年の歴史があるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」を知念伽央梨さん(i-PLANA代表)が紹介します。今回は、運動についてです。

ティータイムは、沖縄のお菓子と一緒に県産ツボ草茶やバジルティーでリフレッシュ

楽しみながら行う

満開だった桜も葉桜となり、草木が芽吹く季節となりました。年末年始、バレンタイン、ひな祭りとイベントが続き、わが家では行事料理を作っては食べるの繰り返し。さらに、寒さや雨のせいにして外に出て運動することが減っています。

このような状態が続くと、体に変化が起こります。アーユルヴェーダが健康を維持していく上で最も大事だと説いている「食べ物を消化する力」が落ちてしまうのです。「消化する力」が落ちてしまう原因としては①暴飲暴食②冷たい飲食物の取り過ぎ③不規則な食事④ストレス⑤運動不足などが挙げられます。

また、アーユルヴェーダでは、日常的に運動を行っている方は、「食べ物の組み合わせの間違いがあったとしても大事にはいたらない」と考えられています。つまり、「運動を行うことによって、食べた物を消化する力が増す」というのです。

アーユルヴェーダでは運動の目的を「リラックスして楽しむこと」としています。散歩がてらのウオーキングやジョギング、ラジオ体操、ヨガ、気功など、自然と触れ合い、その変化を楽しみながら運動を行えるといいですね。

私は、自宅近くの海の砂浜をはだしで歩いたり、海を眺めながらヨガをするなど、心身の休息を兼ねた運動を行っています。

私の趣味の一つにゴルフがありますが、点数や勝ち負けにこだわり過ぎて感情が乱れる運動はアーユルヴェーダでは勧めていません。なので、なかなかスコアは上がりませんが、アーユルヴェーダ的には良しとして楽しんでいます。

皆さんも自分なりに楽しめる運動を見つけて、消化力を高めてみませんか。



散歩中に発見したカンチャナーラの木。アーユルヴェーダでは、薬の原料としても使われる
 

インフォメーション

◆「アーユルヴェーダ 腰のトリートメント カティバスティ(背面アビヤンガ付き)」
所要時間約100分 9800円(税別)

《内容》専用の粉を練って作った土手を腰にのせ、その中にそれぞれの症状に合わせたオイルを注ぐ。季節や体質、心身の状態に合わせてオイルの温度を丁寧に調節。体の痛みや硬直の緩和が期待できる。背中のトリートメント「アビヤンガ」付き。
 

温かいオイルが体の奥まで浸透。冷えている部分を温める​


​◆「アーユルヴェーダ ガルシャナ」
所要時間約100分 9800円(税別)

乾布摩擦のように体をさする施術。体のだる重さや、むくみ、こりにおすすめ。

​◆「アーユルヴェーダフードアドバイザー初級コース 受講生募集」
15000円(税別)

※詳細は下記の問い合わせで承ります。



株式会社 i-PLANA
代表 知念伽央梨さん
・米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユルヴェーダ提携 Ayur Vedic Medicine Practitioner
・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー


i-PLANA(アイプラーナ)
080-6495-6549
メール/iplana.ayurveda@gmail.com

心も体も健康にアーユルヴェーダ


毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1752号 2021年3月4日紙面から掲載」

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funokinawa編集部

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