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彩職賢美|沖縄の輝く女性にインタビュー

COLUMN

珈琲時間

2017年9月29日更新

コーヒーの焙煎日本一に|豆ポレポレの仲村良行さん

焙煎日本一に輝いた「豆ポレポレ」の仲村良行さんにインタビュー。大会の様子や来年の世界大会への意気込み、沖縄のコーヒーシーンへの思いや自身の取り組みについて話を聞いた。

焙煎士|豆ポレポレの仲村さん
 

優勝、そして世界へ

今回、仲村さんが優勝した大会は一般社団法人日本スペシャルティコーヒー協会が主催するジャパンロースティングチャンピオンシップ2017
本年で6回目の開催となり、全国から競技参加者が集まる人気の大会だ。
競技の参加申し込みはオンラインでするのだが、仲間うちではエントリー自体を「クリック選手権」と呼ぶほど、すぐに終了するという。仲村さんも「昨年はインターネットでの申し込みの段階で満員となり、エントリーができなかった」ほど。
今年はパソコン2台とケータイもスタンバイし、無事エントリーを果たした。まるで「人気歌手のコンサートチケットを取るようでした」と笑う。

東京ビッグサイトで行われた授賞式の様子(仲村さん提供)


6月7・8日に東京で行われた予選を勝ち抜き、8月22~24日に東京での本選に出場。そこで見事優勝し、9月22日には東京ビッグサイトで開催されたコーヒーのエキシビションイベントで表彰された。開催地は未定だが、来年は日本代表としてWCE(ワールドコーヒーイベンツ)主催の世界大会へ出場することが決まっている。


 

「諦めたらそこで試合終了」
「一瞬の中で迷いを捨てた」




競技の当日に初めて使用する機材と配られる焙煎(ばいせん)用の豆、時間に制限がある中で「アクシデントもあった」と話す。
焙煎機にも個性や特長があり、熱の伝わり方や操作性に違いがある。また東日本と西日本では電気のヘルツの違いがあり窯の回転数が変わるなど、味への影響を計算に入れながら、豆の状態から瞬時に判断し、対応していく。



仲村さんはコーヒーの味を追求する中で、大好きなマンガ「スラムダンク」に出てくる安西先生のように「諦めたらそこで試合終了だよ」、とよく口にするそうだ。

諦めずにベストを探る。

予選の競技中に「これは納得いく焙煎にならない」と思ったその「一瞬の中で迷いを捨て、一からやり直した」という。
その判断が功を奏し、時間が迫る中、持てる力を「出し切ることができた」と振り返る。

結果、予選を1位で通過した。

焙煎はチーム戦




競技のとき、焙煎機に向かっているときは一人だが、仲村さんは「チーム戦だと思っている」と言葉を噛み締める。

「仕事をしながら、この大会に向けた準備に集中できたのも家族やお店のスタッフが支えくれ、応援してくれる人がいたから。僕1人ではこの結果にはなっていない」

この一言に、仲村さんの人柄を感じた。

 

沖縄のコーヒーシーンを盛り上げる

豆ポレポレ2017年秋に、沖縄市にある中央パークアベニュー沿いで豆ポレポレの2号店を出店する予定だ。そこでは焙煎やカッピング、抽出などコーヒーに関することをじかに学ぶ場所となる。
仲村さんは内地に足を運んでコーヒーについて学んできたが、県内でそうした場所があればもっと多くの人がおいしいコーヒーを知り、実際に入れることができるようになる。
またエスプレッソマシンメーカーとも契約し、マシンのメンテナンスにも対応する。修理の際にかかる輸送コストやタイムロスなどをカットするため。沖縄で「おいしいコーヒーを飲むために不利な状況を改善したい」のだという。

新店舗は仲村さんがこれまでにコーヒーを通して広がった人間関係が、改めてつながる「場所」になりそうだ。中にはコーヒー関係だけではなく、自身のように情熱を持って「自分の職業としっかり向き合っている方々から学ぶような、異業種交流会もしたいですね」と夢は広がる。


 

「どれだけ向き合って、お客さんにおいしいコーヒーを提供できるか」

「宿題がないとやらないこともある」と、今回の優勝はさらにおいしいコーヒーを探求するきっかけになっているようだ。来年の世界大会に向けて、「いい緊張感がある」とにっこり。
一緒に本選に臨んだメンバーとの交流も続いているという。
優勝した喜びとともに、彼らの思いを胸に「頑張らなきゃ」と、すでに来年の世界大会に向けた挑戦が始まっている。

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