栄野川里奈子
2017年6月5日更新
カジキマグロのカレーソテー|おきなわ弁当 時々薬膳
【毎日のおいしいと薬膳のはなしをすこし vol.06】
梅雨真っ只中。じめじめして、体にも水分がたまりがちな季節。
水分に弱い脾(胃腸)にも負担がかかるとされています。
この時期は、余分な水分を取り除くことを意識したいもの。薬膳では、キュウリや冬瓜、とうもろこし、ナス、春雨、あさり、豚レバー、紅茶、コーヒーなどがおすすめです。
お弁当に入っている玄米も、余分な水分を取り除き、むくみや下痢など、余分な水分の停滞による症状に効果がある食材。黒ゴマは、胃腸のほかに、肺、肝、腎など五臓の衰えにきくスーパーフードです。ただし、玄米は消化が良くないので、よくかむことが大事です!
<今日のお弁当>
- メカジキのソテー(カレー味)
塩コショウしたメカジキに、小麦粉とカレー粉を混ぜたものをまぶし、油を敷いたフライパンで焼く。 - 卵焼き
- ピーマンと赤ピーマンの炒め物
乱切りにしたピーマンを、ごま油で炒めて塩コショウで味付け。
カレー粉をまぶしたソテーは、色んな魚に使えて便利。臭みがなくなり、食べやすくなります。
<リナコのおきなわ弁当 時々薬膳>
vol.05 カジキマグロのカレーソテー
vol.04 モリモリ島野菜
vol.03 カジキマグロの味噌漬け焼き
vol.02 ジャガイモとブロッコリーのハーブソルト炒め
vol.01 セロリの葉のふりかけ