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2019年5月9日更新

親の成功・失敗こそ良い教材|女性のイマドキ!マネー術[2]

文・岡田有里(ファイナンシャルプランナー)

学校で学べないお金の知識

「もっと早くお金の事を知りたかった」と思ったことはありませんか? 筆者はファイナンシャルプランナーとして相談を受ける中で保険、教育、老後資金の積み立て運用計画をアドバイスすると、「20年前に出会いたかった」と複雑な表情をされることが多く、その原因の多くは学校で金融教育を受けて育たなかった事にあると考えます。

日本では人前でお金の話を避ける風潮があり、家庭内のお金教育はお小遣いを与えて無駄遣いはダメと教える程度です。その結果、大学生の大半が大学授業料や親の年収を知らないとのこと。その半面、奨学金や自動車ローン、カード払いといった「借金」を利用する学生が多く、社会人として収入を得る前に借金を抱えて人生をスタートさせる昨今の状況に、危機感を感じます。

海外は金銭教育を国家戦略に

海外では金融教育が必須科目とされ、社会、数学、道徳授業の中で現代的、実践的な課題を子どもたちが学んでいます。実際にオーストラリアの金融教育をご紹介しましょう。

小学3年生からゲームを通して学び始め、中学生ではクレジットカードや電子マネーの使い方とメリット・デメリットを、高校生では結婚や教育、保険にかかる費用や計画の必要性を、大学生では年金とその運用方法、事業を行う上での計画の立て方や資金調達方法などを習得できるよう計画されています。

このように、オーストラリアでは成長段階に合わせた実践的な金融教育を週1回程度実施して、お金に振り回されずにお金と賢く付き合う、自立した国民を育てることを国家戦略としています。



家庭で育むお金の管理能力

日本でも金融教育が始まる予定ですが、待っていては出遅れます。早急に家庭内で金融教育を始めましょう。お父さん、お母さんの金融リテラシーを上げ、子どものうちに金銭、消費、投資を学び、健全な経済感覚のもとにお金を管理する能力を習得させましょう。

家族の話題にお金の話を

今後の若者は高齢化社会で生きる準備として早い段階からの資産形成が重要な課題です。国もiDeCoやつみたてNISA制度を整えて「貯蓄から資産形成へ」を推し進めています。

大人が「20年前に知っていれば」と感じる事こそ子どもに伝えるべき金融教育です。親の体験は失敗と成功の両方が良い教材です。家族の会話にお金の話題を入れ、住居、生活、学費、親の老後費用など身近な「お金の話」を共有しましょう。そのためにも筆者もお父さんお母さんの金融リテラシーを上げる取り組みを実践していきたいと思います。



おかだ・ゆり/ファイナンシャルアライアンス(株)沖縄支店所属。外資系企業を経て沖縄へ。女性のマネー知識の底上げをライフワークに活動
 

『週刊ほーむぷらざ』女性のイマドキ!マネー術
第1658号 2019年5月9日掲載

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