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2017年3月16日更新

慶事と弔事のしきたりを|祝儀不祝儀の基本

文・伊禮典子(プロトコール・マナー上級講師)
新入学や就職祝い、葬儀や法事などに贈る祝儀不祝儀。普段何げなく行う金子包みにもマナーがあり意識することは大切だ。冠婚葬祭のマナーを理解し、親から子へ、子から孫へと大切な文化を受け継いでいきたい。

慶事と弔事のしきたりを

熨斗や水引にも意識

私たちは、人と人とのコミュニケーションやお付き合いの中で生きています。日常には、冠婚葬祭を行うハレの日と普段通りの生活を送るケの日があるのです。
慶事と弔事には、守らなければいけない伝統的なしきたりがあり、知っているようで、意外と知らないこともたくさんありますので、礼儀にかなったお付き合いができるマナー美人を目指しましょう。
普段、何げなく使っている金子包みにも意味があります。水引は慶事と弔事では色と結び方が違い、慶事も目的により結び方が異なりますので、気を付けましょう。
金子は、心を伝えるものですので、汚したり折れたりしないように注意し、相手に届くまで大切に扱うのがマナーです。慶事も、弔事もふくさに包んで持参するのが礼儀ですので、大人のマナーとして活用しては、いかかでしょうか。
慶弔では、ふくさの包みが違いますので細かいところまで気を配りたいものです。最近は、色や凝ったデザインの金子包みを目にします。略式や意味が通らないものもありますので、熨斗と水引に気をつけて使用しましょう。
日本のしきたりやその由来を知り心豊かに日々の生活を送り、そして親から子へ、子から孫へと大切な文化を受け継いでいきたいものです。
(おわり)


 

「熨斗」と「水引」について



熨斗(のし)
祝儀袋の右上にあるアワビを薄くのばした「のしあわび」。弔事やお見舞いには、付けない。のしは伸ばすという意味で、相手の繁栄を祈る意味がある。

水引(みずひき)
〈慶事〉
結婚は二度繰り返さない願いを込めて結びきりかあわび結びを使う。入学や出産など、何度あっても良いお祝いにはちょう結びを使う。
〈弔事〉
黒白または、双銀の結びきりの水引。
〈お見舞い〉
熨斗なしの紅白の結びきり。


 

ふくさの包み方




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一般社団法人日本プロトコール&マナーズ協会認定 プロトコール・マナー上級講師の伊禮典子さん|funokinawa
執筆者
いれい・のりこ/一般社団法人日本プロトコール&マナーズ協会認定 プロトコール・マナー上級講師。家庭教育アカデミー沖縄主宰。「あなたが輝く魔法のマナーレッスン」をコスタビスタ沖縄で開講中。「家庭教育アカデミー沖縄」
http://korino.info


『週刊ほーむぷらざ』うとぅいむちの心で マナー美人に!
第1548号 2017年3月16日掲載

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