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2017年2月9日更新

対面時の所作 意識を!|訪問時のマナー

文・伊禮典子(プロトコール・マナー上級講師)
お祝い事をはじめ親戚同士の集まりや友人宅への訪問など、足を運ぶ機会が多くなるこれからの時期。出向く側、迎える側にもマナーがあり意識することは大切。訪問時のマナーを理解し、心が通い合う時間を過ごそう!

訪問時のマナー

正しい靴の脱ぎ履きも

私たちは、多くの方とコミュニケーションをとりながら生きています。親戚や友人などの家に足を運んだり、仕事で会社やお宅に訪問することも多くあるかと思います。

例えば、お正月やお盆、家庭訪問など出向く側、迎える側にも訪問のマナーがあるのです。お互いに気持ちの良い空間をつくるのがマナーですので、うとぅいむち(おもてなし)で、心が通い合う時間をすごしましょう。

訪問の心配りは、「親しき仲にも礼儀あり」と言われるように、自分勝手な振る舞いや自分が言われたくないことは相手にも言わないことです。

訪問先でのマナーについては、はじめに家人と対面する所作はとても大切です。第一印象の決め手となるあいさつも大事ですが、特に正しい靴の脱ぎ方、履き方を知っていると好印象を与えられ、その後のコミュニケーションもスムーズになるはず。

靴の脱ぎ方で、注意したいのが、背中を家人に向けて靴を脱ぐことです。靴をそろえる手間を省き背中から後ろ向きに玄関に上がる人をよく見かけますが、マナー違反ですので、気をつけましょう。

接遇マナーには、お茶の出し方や頂き方=左図参照=がありますが、知っているようで、意外と知らないマナーですので、しっかりと身につけましょう。

 

お茶とお菓子の出し方


1.お菓子を先に出す(おしぼりは最初に出す)。
2.置く位置はお客さまから見て右にお茶、左にお菓子。
※「失礼いたします」と声を掛け、お客さまの右後方から出すこと(テーブル席の場合)。
 

お茶のいただき方

茶わんの扱い方

①左手を茶わんに添え、右手でふたのつまみを持つ。


②ふたの手前を持ち上げ、茶わんの縁でふたの裏のしずくをきる。


③左手を添えてふたを裏返し、茶わんの右側にあおむけに置く。


④左手を茶わんの底に添えて飲む。帰る際はふたをもとに戻す。

カップソーサーの扱い方


①紅茶を混ぜた後のスプーンは斜めにしてしずくをきり、器の向こう側へ置く。


②紅茶のレモンはスプーンですくい上げたら、スプーンに乗せたまま向こう側へ。


③カップは片手で持つ。テーブルが離れているときは別の手でソーサーを持つ。
※和菓子もケーキも左の方からカットする。
※セロハンなどは、たたんでフォークの下に置き、汚れを隠す。



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執筆者
いれい・のりこ/一般社団法人日本プロトコール&マナーズ協会認定 プロトコール・マナー上級講師。家庭教育アカデミー沖縄主宰。「あなたが輝く魔法のマナーレッスン」をコスタビスタ沖縄で開講中。「家庭教育アカデミー沖縄」
http://korino.info


『週刊ほーむぷらざ』うとぅいむちの心で マナー美人に!
第1543号 2017年2月9日掲載

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