食べてやせる？と疑っていたけれど
我慢せず食べて10㌔減

 運動なしで腹囲マイナス11㌢ 

Q　ミールトレーニングを始めたきっかけは？
A　ほーむぷらざの連載を職場で見ていて、「本当に食べてやせるのかな？」「そうだったらいいけどね～」と話題にしていたんです。ずっとやせたいと思っていて、これまでに炭水化物抜きダイエットやりんごダイエットに挑戦して、体重は一時的に落ちるけれどリバウンドして、を繰り返していました。

健診で血圧が上がって基準値ギリギリで不整脈が少しあって、体重を減らすようアドバイスを受けたんです。他にも、体が重だるく肩こりや腰痛、便秘があり、病院に行くほどではないけれど不調を感じることが増え、思い切ってトレーニングを申し込みました。


Q　食事はどう変わった？
A　以前はチャンプルーや揚げ物が多く、毎日甘い物やスナック菓子などを食べていました。

トレーニング後は野菜の量が2倍に増え、あっさりしたメニュー中心になりました。教わったレシピを取り入れているのですが、簡単でヘルシー。切り干し大根やひじきなど乾物を使うことが増え、料理のレパートリーが増えました。ただ、量はすごく多くて「こんなに食べて良いの？」とトレーナーさんに聞いてしまったほど。お昼に持っていく弁当箱は、以前の倍の大きさです。

これまで経験したダイエットとの一番の違いは、我慢しなくてもいいこと。「何を食べても、調整すれば大丈夫」とトレーナーが言ってくれたので、甘い物も罪悪感を感じずに食べることができました。甘い物を食べた後や外食の予定がある時は、「どうすればいい？」と相談できることが心強かったです。運動は必要ないと聞き、楽な気持ちで取り組めました。


Uさんの昼食のお弁当は、野菜たっぷり


Q　やせてうれしかったことは？
A　制服のサイズが1サイズ小さくなったんです！ 1カ月ほどで、スカートがゆるくなり、周囲から「顔が小さくなった」「体が薄くなった」と言われました。おしりも小さくなったので、服にゆとりができて、娘の服を着られるようになりました。20年ぶりの体重で、娘にも「私とあんまり変わらないね」と驚かれました。

腰痛や肩こりは改善し、お通じもスッキリ。調子良く過ごせていて、健診が楽しみです。「私にもできる！」と気持ちまで明るくなりました。

目標体重までもう少しなので、卒業後もトレーニングは続けます。知識の積み重ねがあるので、きっとできる、と思っています。


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ミールトレーナーから

Uさんは、スタートしたころと現在とで、食べ方が大きく変わっています。食べ方にはそれぞれクセがあり、栄養バランスが偏っている人がほとんどなのですが、自分では気付きにくいもの。トレーニングで食べ方をチェックし、どこをどう変えればバランス良くなるかお伝えしています。


宇栄原千春さん（株式会社カロリア代表、管理栄養士）
うえはら・ちはる／(株)Caloria代表取締役社長。管理栄養士として病院に勤務した後、2006年に独立。減量指導にあたる。2018年、独自のダイエット理論を体系化した「ミールトレーニングⓇ」を開発

☆ミールトレーニングⓇとは、食事サポート・行動サポート・ファスティングサポート・カウンセリング・コーチングなどを科学的で効果的な独自の手法で提供するプログラム。


ラジオでダイエットやミルトレ情報発信中！
FM沖縄Fine！内「ミールトレーニングダイアリー」で、 毎週火曜日朝７時４４分ごろからスタート。


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『週刊ほ〜むぷらざ』これが最後のダイエット
第1974号　2025年06月12日掲載