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2024年10月31日更新
2024年度シルバー人材センター|シルボンヌ沖縄経験交流大会
毎年10月は「シルバー人材センター事業普及啓発促進月間」。その取り組みの一環として、「シルボンヌ沖縄経験交流大会」が10月8日、浦添市アイムユニバースてだこホールで昨年に引き続き開催された。
毎年10月は「シルバー人材センター事業普及啓発促進月間」。その取り組みの一環として、「シルボンヌ沖縄経験交流大会」が10月8日、浦添市アイムユニバースてだこホールで昨年に引き続き開催された。
女性会員も活躍
「シルボンヌ沖縄経験交流大会」は、シルバー事業の幅広い周知とあわせ、特に女性会員を中心とした啓発と意識の高揚を図るもの。ことしも多くの会員および一般県民ら、214人が参加し、会員の経験発表や講演などを通じて交流を深めた。
沖縄県シルバー人材センター 連合会長翁長聡さん
高齢者の就業を促進
県シルバー人材センター連合の翁長聡会長は「少子・高齢化による労働力人口の減少から、企業などでは人手不足が大きな課題となっており、豊かな知識と経験を持つ高齢者の活躍に期待が寄せられている」と話した。このような要望に応えるため「会員拡大や就業拡大などに努め、受注金額では昨年度を上回ることができたものの、会員数は101人減少し5601人となった」と報告。「今後は人手不足が顕在化している分野や現役世代の活躍を支える介護・子育て分野、空き家管理などにおいて就業の場を広げ、加えて女性会員の活躍の場が広がっていくことが望まれる。そのためにも各センターと連携・協力していく」と目指す方向性を示した。
最後に「高齢者の多様な働き方に対応し、その希望に応じた就業機会を提供するシルバー人材センターは地域密着型の事業を広く展開中。地域に親しまれ、頼りにされる存在となるよう尽力したい」と力を込めた。
活動経験を発表する石垣市シルバー人材センター会員黒島スマ子さん(左)、宜野湾市シルバー人材センター会員上田順子さん
生きがいの充実
女性会員による経験発表では、宜野湾市シルバー人材センター会員の上田順子さんが登壇した。女性部会の設立から、現在行っている活動の様子、就業の状況など、さまざまな事例を交えて紹介。「お客さまに喜んでもらえたときに一番のやりがいを感じる。人とのつながりから元気と喜びが得られている」と語った。
続けて石垣市シルバー人材センター会員の黒島スマ子さんが、「私とシルバー人材センターとの出会い」と題して発表。長年経営していた託児所を閉所し、どうしようかと悩んでいた際、友人の紹介で同センターに夫婦で入会。離島ターミナルの清掃業に就いたことや仕事仲間の存在が励みになること、顧客の感謝の言葉が生きがいになっていることを話し、「1人でも多くの方にシルバー人材センターの魅力を知ってもらい会員を増やしたい」と述べた。
■基調講演
『女性から学ぶ 笑いと元気』
津波信一氏
テレビやラジオでおなじみのユーモアあふれるトークで、女性高齢者にまつわるエピソードなどを楽しく披露した津波さん=写真。
会場は笑いと感動に包まれた=写真。また「女性は適切な気遣いや柔軟性の高さ、コミュニケーション能力など多くの強みがある。仕事を通じて、たくさんの人とコミュニケーションをとることで、新しい発見や出会い、笑顔が生まれるはず」と語り、職場や人間関係における女性の重要性を伝えた。
■各地域のシルバー人材センターの会員らも出展
糸満市シルバー人材センターの皆さん。百次ときさん=写真右=は「会員さん同士のチームワークがとても良く、仲間づくりの場にもなっています」と笑顔で話した
ロビーでは、宜野湾市や名護市シルバー人材センターなどの会員の作品展示・販売を行った
↓画像をクリックして、沖縄県シルバー人材センターのホームページへ
沖縄県シルバー人材センター 連合会長翁長聡さん
高齢者の就業を促進
県シルバー人材センター連合の翁長聡会長は「少子・高齢化による労働力人口の減少から、企業などでは人手不足が大きな課題となっており、豊かな知識と経験を持つ高齢者の活躍に期待が寄せられている」と話した。このような要望に応えるため「会員拡大や就業拡大などに努め、受注金額では昨年度を上回ることができたものの、会員数は101人減少し5601人となった」と報告。「今後は人手不足が顕在化している分野や現役世代の活躍を支える介護・子育て分野、空き家管理などにおいて就業の場を広げ、加えて女性会員の活躍の場が広がっていくことが望まれる。そのためにも各センターと連携・協力していく」と目指す方向性を示した。
最後に「高齢者の多様な働き方に対応し、その希望に応じた就業機会を提供するシルバー人材センターは地域密着型の事業を広く展開中。地域に親しまれ、頼りにされる存在となるよう尽力したい」と力を込めた。
活動経験を発表する石垣市シルバー人材センター会員黒島スマ子さん(左)、宜野湾市シルバー人材センター会員上田順子さん
生きがいの充実
女性会員による経験発表では、宜野湾市シルバー人材センター会員の上田順子さんが登壇した。女性部会の設立から、現在行っている活動の様子、就業の状況など、さまざまな事例を交えて紹介。「お客さまに喜んでもらえたときに一番のやりがいを感じる。人とのつながりから元気と喜びが得られている」と語った。
続けて石垣市シルバー人材センター会員の黒島スマ子さんが、「私とシルバー人材センターとの出会い」と題して発表。長年経営していた託児所を閉所し、どうしようかと悩んでいた際、友人の紹介で同センターに夫婦で入会。離島ターミナルの清掃業に就いたことや仕事仲間の存在が励みになること、顧客の感謝の言葉が生きがいになっていることを話し、「1人でも多くの方にシルバー人材センターの魅力を知ってもらい会員を増やしたい」と述べた。
■基調講演
『女性から学ぶ 笑いと元気』
津波信一氏
テレビやラジオでおなじみのユーモアあふれるトークで、女性高齢者にまつわるエピソードなどを楽しく披露した津波さん=写真。
会場は笑いと感動に包まれた=写真。また「女性は適切な気遣いや柔軟性の高さ、コミュニケーション能力など多くの強みがある。仕事を通じて、たくさんの人とコミュニケーションをとることで、新しい発見や出会い、笑顔が生まれるはず」と語り、職場や人間関係における女性の重要性を伝えた。
■各地域のシルバー人材センターの会員らも出展
糸満市シルバー人材センターの皆さん。百次ときさん=写真右=は「会員さん同士のチームワークがとても良く、仲間づくりの場にもなっています」と笑顔で話した
ロビーでは、宜野湾市や名護市シルバー人材センターなどの会員の作品展示・販売を行った
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『週刊ほ〜むぷらざ』
第1943号 2024年10月31日掲載