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2021年8月19日更新
[沖縄]信頼築く「アイコンタクト」|読んで学ぶ! コミュニケーション④
ビジネスでのコミュニケーション。上司の立場でのポイントを専門家のあらかき咲美さんが伝えます。
文・あらかき咲十美(印象美人コンサルタント)
信頼築く「アイコンタクト」
会社でのコミュニケーション【上司編①】会社では、上司も部下もそれぞれコミュニケーションに悩んでいます。今回からはお互いの関係をより良くするための基本を、上司・部下の立場に分けてお伝えします。
まず上司のみなさんに質問です。普段から意識して部下に声をかけ、コミュニケーションを取っていますか? 「『おはよう』と声(言葉)をかけているよ」ということではなく、「どんな表情と声のトーンで伝えているのか」、「アイコンタクトをしっかり取っているか」が非常に大切なポイントです。例えば、あいさつの言葉だけでなく、「アイコンタクトを取りながら手を上げて合図をする」ということです。
また、部下からあいさつをされたのにパソコンや資料を見ながらあいさつを返している状況はありませんか?心当たりがある人は要注意です。部下の顔を見ながら「名前+おはよう」という言葉を発すると、「部下を気に掛ける気持ち」が上乗せされて態度として表れます。その気持ちが部下の心に届き、信頼関係の土台作りの第一歩となるのです。
上司が普段から一人一人の部下を少しでも気に掛けると、部下の強みや良い部分を発見しやすくなります。さらに、上司が感じた「一人一人の良さを褒める一言を伝える」ことでより信頼関係が深まり、仕事の効率アップにもつながっていきます。
あいさつは当たり前に分かっていることかもしれませんが、改めて見直してみてはいかがでしょう。「言葉のあいさつ」だけ交わしていることに気が付いた人は、意識してあいさつの仕方を変えてみませんか? 次回は「ボディランゲージの重要性」についてお伝えします。
執筆者
あらかき・さとみ/印象とコミュニケーションの専門家。理論と実践で、「気付きを学びに変える力」「聴く・伝える力」を育てるトレーニングやコーチングを行う。県内の企業で人材育成研修の講師も務める。
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印象美人コンサルタントあらかき咲十美
■問い合わせ/090・9789・7899
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『週刊ほ〜むぷらざ』読んで学ぶ! コミュニケーション
第1776号 2021年8月19日掲載