毎日のレシピ
2020年6月11日更新
みそ汁で骨を丈夫に!|薬膳華みそで体の免疫力アップ[3]
知念美智子さんが、薬膳華みそを取り入れた食事作りを紹介します。(聞き手:栄野川里奈子)
みその材料である大豆に含まれるイソフラボンには、骨量の減少を防ぎ、骨量を増やす働きがあるとされ、骨粗しょう症の予防が期待できます。
また、私は煮干しやシイタケ入りの「水だし」を愛用しています。水1リットル、煮干し60グラム、昆布10グラム、シイタケ2~3枚を保存容器に入れて前日に冷蔵庫に入れておけば、翌日にはできあがり。煮干しはカルシウム豊富ですし、シイタケにはカルシウムの吸収を助けるビタミンDが含まれています。だしに使った具材は冷凍しておいて、まとめてつくだ煮にすると、無駄なくおいしくいただけます。
今回、トマトとモズクのみそ汁を紹介していますが、お好きな具材でお試しください。教室では、薬膳華みその作り方やだしの取り方を詳しく紹介しています。今月の教室では、みそ入りのキャラメルなどスイーツを予定しています。ぜひ、ご参加ください。
知念美智子さん。(有)ハイビスカスクッキングスクール校長。食育研究家。「薬膳華みそ」を考案、特許を取得。文部科学大臣表彰創意工夫功労者賞受賞。沖縄県産業まつりで県知事賞受賞。毎週土曜日に薬膳みそ教室を開催。
編集/栄野川里奈子
『週刊ほ〜むぷらざ』薬膳華みそで体の免疫力アップ[3]
第1714号 2020年6月11日掲載