毎日のレシピ
2018年3月1日更新
切り干し大根の中華サラダ|喜びごはん[11]
「喜びごはん」主宰。楽ロビokinawa 代表の大城佐和子さんがわかりやすく教えてくれる♪
干し野菜で栄養アップ
秋から冬はたくさん野菜が採れ、うれしい季節だが、今年は例年になく野菜が高騰していてスーパーでため息をつく人も多いだろう。そんな時だからこそ活用したいのが干し野菜だ。価格に大きな変動もなく、安定的に手に入る。干すことで水分が抜けて味が凝縮され、酵素が活性化してうまみ成分も生成される。
今回使う切り干し大根で比べると、干すだけで生のものより鉄分が32倍、カルシウムが23倍、カリウムが14倍とすごい変化だ。炒めもの、煮物、スープにしてもだしが出ておいしい。ポイントはサッと洗い、長時間の水戻しをしないこと。凝縮された栄養分が水溶性のため流れ出てしまうからだ。おすすめはサラダ。火を通さないので酵素を損なわず補える。野菜のパワーを引き出してくれるお日様は、畑でも収穫後も最高のパートナーだ。
2015年4月から続いたこのコーナーも今回が最終回となる。「食」を変えたら家族が健康になり「職」が変わった。スタートしたばかりの私にこのような機会をいただき、読者の方からのたくさんのお言葉が何よりれしかった。3年間長きにわたり記事を執筆した経験は本当に貴重なものとなった。これまで支えて下さった大勢の方に心からありがとう。
[レシピ]切り干し大根の中華サラダ
切り干し大根(乾燥の状態) | 30g |
キュウリ | 1本 |
ツナの水煮 | 1缶 |
しょうゆ大さじ1、りんご酢大さじ1、はちみつ大さじ1、ごま油大さじ1、白いりごま 適宜 |
① | 切り干し大根は、サッと洗って3センチほどにカットする。キュウリは細切りにする。 |
② | ツナの水煮は軽く水切りする。 |
③ | 赤色の材料を合わせて、キュウリ、切り干し大根、ツナとあえる。 ※お好みで、トマトやカイワレ大根をトッピングする。 |
[執筆者]
楽ロビokinawa 代表
大城佐和子さん(おおしろ・さわこ)
「喜びごはん」主宰。「楽ロビokinawa」代表。和合医療学会認定フードマイスター。楽ロビ講師。料理講座で安心・安全な食、体が喜ぶ食卓作りを提案する。子どもの味覚を育てる活動にも力を入れる。一女四男の母親。
「楽ロビ料理教室」開催中。
詳しくは楽ロビ沖縄のフェイスブック
TEL:090-1942-0408
喜びごはんレシピ 過去記事一覧
<過去記事一覧>
編 集/栄野川里奈子
毎週木曜日発行・週刊ほーむぷらざ「第1597号2018年3月1日紙面から掲載」