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2018年2月1日更新

第一大根湯|喜びごはん[10]

この冬は寒暖の差が激しく、体調管理に気を使う。インフルエンザや腸炎も流行し、家族の食事や予防にもアロマを取り入れるなど工夫をしたい。「喜びごはん」主宰。楽ロビokinawa 代表の大城佐和子さんがわかりやすく教えてくれる♪

風邪に大根で食養生|喜びごはん
 

風邪に大根で食養生

この冬は寒暖の差が激しく、体調管理に気を使う。インフルエンザや腸炎も流行し、家族の食事や予防にもアロマを取り入れるなど工夫をしている。とはいっても風邪を引くこともある。そんな時、わが家ではまずは「第一大根湯」で様子をみる。薬が手に入りにくい時代は食べ物で手当てをする食養が当たり前だった。大いなる根と書く大根は大地のパワーが詰まった食材だ。

第一大根湯は、風邪の発熱、せき、のどの炎症、肩こり、頭痛、胃腸の諸症状、動物性タンパク質やニコチンの解毒・分解などにいいとされている。すりおろした大根、特に先端にはイソチオシアネートが豊富に含まれていて、解毒作用や殺菌作用、抗炎症作用がある。揚げ物や焼き魚に大根おろしが添えられているのはそのためだろう。

飲むとすぐに発汗してくるので、布団をかぶって一気に汗をかくと解熱も早くなる。発汗の効果が強いので、虚弱の人や心臓病、体力の落ちている時は飲まない方がよい。子どもは大人の半分の量で。風邪以外にも、体の冷えが気になるときや、目覚めのコーヒーの代わりにもおすすめだ。私たちにとってはあまりうれしくない寒暖差も、自然界では美しい桜を咲かせてくれている。見て癒やされ、食して生かしてくれる自然の恵みに感謝。
 

[レシピ]第一大根湯

材料(1回分)
大根おろし 大さじ山盛り1と1/2
おろしショウガ 大根おろしの1割
しょうゆ 大さじ半分
熱い番茶又はお湯 200ml
 
作り方
材料を入れてかき混ぜる。
  ※大根は下半分、根の部分をすりおろして使う。熱いうちに飲むことで発汗を促す。高熱の時には、倍量で。子どもは半量。




楽ロビokinawa 代表の大城佐和子さん

[執筆者]
楽ロビokinawa 代表
大城佐和子さん(おおしろ・さわこ)
「喜びごはん」主宰。「楽ロビokinawa」代表。和合医療学会認定フードマイスター。楽ロビ講師。料理講座で安心・安全な食、体が喜ぶ食卓作りを提案する。子どもの味覚を育てる活動にも力を入れる。一女四男の母親。

「楽ロビ料理教室」開催中。
詳しくは楽ロビ沖縄のフェイスブック
TEL:090-1942-0408

 

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編 集/栄野川里奈子
毎週木曜日発行・週刊ほーむぷらざ「第1593号2018年2月1日紙面から掲載」

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