パン・スイーツ
2017年7月27日更新
小麦のうま味かみしめて[内田製パン]
きょうは何を食べよう? ちょっと気になるグルメな「お店」をご紹介。
funokinawa・食楽Search(505)
ハード系中心に30~40種類
小麦のうま味かみしめて
サトウキビ畑が広がる静かな場所に立つ「内田製パン」(八重瀬町)には、ハード系を中心に30~40種類のパンが並ぶ。小銭を握りしめておやつを買いに来る子どもや、まとめ買いするお年寄りがひっきりなしに訪れ、地域の人々に愛されている。
「特別な高級素材は使っていません。パンは生地のおいしさを楽しむものだと思っているので、パンそのものの甘みを味わってほしい」と話す店主の内田彩さん。それぞれのパンに合わせて粉の配合を使い分け、レーズンを使った自家製酵母で焼き上げる。小麦粉本来のうま味が引き立つシンプルな味わいで、ごはん代わりにどの料理にも合い、食べ応えのある一品。
パンは時間が経つと味が落ちる生もの。同店では保存料を使っていないので、保存方法を書いたチラシを作ったり、パンの特徴をアピールするポップを作ったり、ハード系パンになじみがない人たちにも親しんでもらう工夫を凝らした。また、毎日の食卓に上るよう低価格に抑えている。価格はすべて税抜き。
右は「ブレッツェル」(160円)、中央は「バゲット」(250円)、左は「イチヂクとクリームチーズのライ麦パン」(240円)、左奥は「全粒粉くるみパン」(200円)
風情のある町屋風の店。穏やかな時間が流れる
内田製パン
沖縄県八重瀬町富盛337(地図)
098-998-0322
営業時間
11時~19時(売り切れ次第終了)
定休日
月曜・火曜休み
https://www.facebook.com/uchidaseipan/
★その他おすすめは、「メロンパン」(130円)、「まるい食パン」(250円)、「食パン」(260円)、「くるみレーズン」(小220円)、「クロワッサン」(150円)、「カンパーニュ」(540円)ほか
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ライター/松島成子
毎週木曜日発行・週刊ほーむぷらざ
「第1567号 2017年7月27日紙面から掲載」
この記事のキュレーター
- スタッフ
- 安里則哉
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編集者
日々、課題ばかりですが、取材ではできる限り、対象者の人間性が引き出せたらと思い、仕事に努めています。食べることが大好き。そのためダイエットにも力を入れたところですが、いまだ実現せず(笑)。