全国各地から毎日20種

珍しい貝が勢ぞろい

地元客や観光客でにぎわう栄町市場内、東口から入った路地に建つ「ひいき屋」（那覇市安里）。
店の入り口に「貝しかございません」と書いてあるように、あらゆる貝料理が楽しめる専門店。
ウチナーンチュにはおなじみの「てらじゃー」の他、全国各地から仕入れた季節の貝を毎日約20種類用意している。沖縄では見たことも聞いたこともないような珍しい貝に出合うことができるので、本日のおすすめは必ずチェックしてほしい。
貝そのもののおいしさを楽しめるようシンプルな味付けで、蒸し料理、焼き料理、刺し身などで提供。店の一番人気は、白ハマグリという名で売られることもある「ホンビノス」。ハマグリよりも塩分が強く、酒蒸しなどの蒸し料理がおすすめ。独特の見た目に驚かされる「カメノテ」は、フジツボの仲間で甲殻類に分類され、カニと似た味でおつまみにぴったり。
小さな店なので予約がおすすめ。貝の入荷がない日は休み。



手前から時計回りに「てらじゃー」（600円）、「カメノテ」（500円）、「ホンビノス酒蒸し」（200円）、「塩昆布チーズ」（400円）。アルコール類は350円～


カウンター席や立ち飲みスペースなどで、約20人収容

 

栄町貝専門酒場 ひいき屋

沖縄県那覇市安里379（地図）
080-6491-0437
17時～24時（L.O.23時30分）
月1回不定休
https://www.facebook.com/shellfish.retaurant/

★その他おすすめは、「店主のおまかせ」（１人前1000円）。ごはんや刺し身付き、焼き中心、蒸し中心などの要望もOK（3～4品）。1時間飲み放題もあり（1000円／延長不可）。


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ライター／松島成子
毎週木曜日発行・週刊ほーむぷらざ
「第1549号 2017年3月23日紙面から掲載」