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2022年2月24日更新

[沖縄・レシピ]味わい深い豚料理|ごちそうレシピ

豚を使った味わい深い郷土料理と郷土菓子を紹介。なじみのある「ソーキ骨のお汁」と、豚の血を使った炒め煮の「血イリチー」、スパイシーな味わいの「ナントゥンス」の3品です。仲村公子(松本料理学院講師)

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くさみなく、うまみたっぷり
血イリチー


【材料(5人分) 調理目安時間30分】

豚の血………………………300g
みそ ……………… 大さじ1~2
切り干しダイコン………… 50g
サラダ油……………… 大さじ2
豚だし…………1/4~1/2カップ
豚三枚肉………………… 100g
泡盛……………………小さじ2
砂糖……………………小さじ1
しょうゆ………………大さじ1
カマボコ……………………30g
塩……………………………少々

【作り方】
 豚三枚肉は丸ごとゆでて繊維に沿って4センチ長さの千切りにし、分量の酒(泡盛)、砂糖、しょうゆで下味をつけておく。
 切り干しダイコンは軟らかくなるまでゆでて洗い、水気を絞って4センチ長さに切りそろえておく。
 カマボコも4センチ長さの千切りにする。
 ボウルにほぐした豚の血とみそを混ぜ、切り干しダイコンを混ぜ合わせ
る(豚の血とみそをミキサーにかけてから、切り干しダイコンを混ぜると簡単にできる)=写真①=
写真①

 鍋にサラダ油を熱し、を入れて全体に色が変わるまで炒め=写真②、次に豚だしと豚三枚肉、カマボコ、塩を加えてしばらく煮て仕上げる。
写真②

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素材のうまみたっぷり
ソーキ骨のお汁


【材料(5人分) 調理目安時間60分】

ソーキ骨……………………800g
水……………………かぶる程度
コンブ(乾燥) ………………1枚
カツオだし…………… 2カップ
ダイコンまたはトウガン…600g
※冬はダイコン(島ダイコン)、夏はトウガンを
塩 ……………… 小さじ1~2
しょうゆ……………………少々
ヒハチかおろしショウガ…少々

【作り方】
 ソーキ骨をかぶるくらいの熱湯(分量外)で湯洗いする。=写真①=
写真①

 鍋にたっぷりの水と1のソーキ骨を入れて=写真②=強火にかけ、沸騰したらアクをすくい取って中火にし、ゆっくり豚肉が軟らかくなるまで煮る。丁寧にアクを取って、にごらないように注意する。
写真②▼ コンブを洗って水に戻し、6~8センチ幅のものを二つ折りにして結びコンブを作る。
 ダイコンまたはトウガンは皮をむいて5~6センチ角、または半月切りにして=写真③=下ゆでをし、水を切って置いておく。
写真③▼

 2を20分くらい煮込んだら、途中でコンブとカツオだしを入れ=写真④、30~40分くらい煮てのダイコンまたはトウガン、塩、しょうゆを加え、味をよく浸透させて仕上げる(途中で何度も脂とアクをすくい取る)。
写真④▼

 深めの器にソーキ骨の汁を盛り付け、香辛料にヒハチか、おろしショウガを入れる。

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みそとスパイスの香ばしさ感じる
ナントゥンス


【材料(5人分) 調理目安時間50分】
もち粉…………………… 500g
砂糖(ザラメ)……………150g
ヒハチ…………………小さじ1
水……………1+1/2カップ
赤みそ………………………110g
ピーナッツバター……25~30g
ピーナッツ…………………18個
白ゴマ………………………少々
サンニン(月桃)の葉……大3枚


【作り方】
赤みそとピーナッツバターを混ぜておく。
もち粉、砂糖、ヒハチを混ぜて分量の水を少しずつ入れ、固めに練ってを加え=写真①、さらに練り混ぜて3~4等分にする(食べやすい大きさの小形にしてもよい)。
写真①▼

 等分したものを長方形に整えて、サンニンの葉の裏側にのせる=写真②
写真②▼

 皮をむいて二つに割ったピーナッツで十文字の飾りをつけ、白ゴマを散らして=写真③=強火で30分くらい蒸す。表面が乾いたらできあがり。
写真③▼


講師/仲村公子(松本料理学院講師)
『週刊ほ~むぷらざ』ごちそうレシピ
第1803号 2022年2月24日掲載

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