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2025年10月30日更新

[おからの菓子でダイエット]食べ方工夫し満腹感! ドカ食い抑えスッキリ|株式会社ナンポー

お土産菓子を製造・販売する株式会社ナンポーは、おからを活用した健康志向のお菓子「+TASUTOおからビスケット(以下、タスト)」を販売しています。代表取締役の安里睦子さんに開発秘話や、タストでダイエットに成功した自身の体験談などを聞きました。

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株式会社 ナンポー 代表取締役
安里睦子さん

あさと・むつこ 1972年生まれ。1995年(株)ちとせ印刷の営業部へ入社。10年(株)ナンポーに入社し企画部長に就任。17年ナンポー代表取締役、18年ちとせ印刷代表取締役、23年沖縄北谷自然海塩(株)の代表取締役に就任。

食べ方工夫し満腹感!
ドカ食い抑えスッキリ

忙しくてストレスMAX、食べる量が増えて 体重増加 そこで社長が実践


パッケージは、各フレーバー(チーズ・きなこ・紅いも・シナモン)のイメージカラーをベースにデザインしている

お土産菓子を製造・販売する株式会社ナンポーは、おからを活用した健康志向のお菓子「+TASUTOおからビスケット(以下、タスト)」を販売しています。代表取締役の安里睦子さんに開発秘話や、タストでダイエットに成功した自身の体験談などを聞きました。

 株  式会社ナンポーがタストを開発したのは、二つのきっかけがありました。安里社長は「一つは、豆腐の製造過程で生じるおからをお菓子の原料として生かすことで、おからの廃棄に頭を悩ませている県内の豆腐店の力になりたいという思い。そして、お菓子メーカーとしてクオリティーを高めるため、業界では最も開発が難しいとされる『健康志向』のお菓子に本格的に挑戦する狙いがあった」と振り返ります。そこで開発にあたって目指したのは「おいしくて健康にいい、食べ続けられるお菓子」でした。

 「見た目のインパクト」と「健康志向」。どちらを優先するか 

健康のための成分としては、おからに豊富に含まれるタンパク質と食物繊維にこだわって開発を進めました。その過程でおいしさとのバランスに苦心しましたが、大きな課題となったのがお菓子の「色」でした。従来のナンポーの商品は色とりどりなのが特徴です。安里社長ら企画チームは、紅芋のフレーバーなら紫色、チーズならクリーム色のタストが出来上がってくるものとばかり思っていたので、無地のパッケージに色とりどりのタストを並べて、お菓子の色でみせるデザインを構想していました。しかし、成分の数値目標を優先しておからの量を増やすと、焦げやすいというおからの性質上、こんがりとした焼き色が強く出て、なかなかイメージする色にならないという問題に直面しました。


 
実際に商品を開発する工場側は、おいしさと成分の数値目標の両立を達成してはいましたが、フレーバーのイメージカラーに近づけるために悪戦苦闘。開発は難航し、企画チームはパッケージのイメージを守りたい、工場側は成分の数値目標を優先したい、ついには両者の意見がぶつかりました。最終的に工場側から「社長が求める色を取るか、数値を取るか」という二者択一を迫られ、安里社長は数値を選択します。「工場側から『これ以上は無理。お土産菓子とは違うんですよ』と言われて、従来のお菓子とは材料も製法も異なることを思い知らされました」


工場側の提案を優先しましたが、ここからが安里社長の腕の見せどころ。思考をさっと切り替えてパッケージの見せ方を工夫しました。「焼き色が強いというおからの性質を逆手に取って、『ザクっと香ばしく体に足し算』というキャッチフレーズで香ばしさを売りにして、お菓子の個性として生かしました」。やや硬めの食感も「ザクッと」というフレーズでポジティブな印象に。歯応えを視覚でイメージさせるためパッケージには割れたタストも入れてザクザク感を演出しています。色の問題は、フレーバーのイメージに合った色をパッケージのベースカラーにするなど、安里社長の得意分野であるデザインでみせる工夫が光ります。

 社長が実践。間食をタストに置き換えるダイエット術 

安里社長は、タストを普段は運動をしない人や忙しくて運動する時間がない子育て世代の人にも罪悪感なく食べてほしいと訴えます。社長自身も仕事や家庭が忙しく「全く運動をしない」タイプ。そんな安里社長はタストの開発にあたってある気づきを得ました。「それまでタンパク質は普段から運動をしている人が積極的にとるべき栄養素だと勝手に思っていたので、運動しない私がとったら太りやすくなると考えていました。でも、タストを監修してくれた管理栄養士の方から『運動をしない人こそ、代謝を上げるスイッチであるタンパク質をとるべきだ』と助言を受け、考えが変わりました」。また、日頃から体を動かしている友人は、運動前と運動の途中、運動後にタストを食べているそうです。そこで、社長が実践したのは朝食と間食をタストに置き換える方法。「食欲が抑えられなくてドカ食いすることが多く、ダイエットは失敗続きでした。でも、夕方、仕事からの帰りにおなかが空くのでタストを数枚食べるようにしたところ、夕食の量がだんだんと減っていったんです」。安里社長は、この方法で夕食の量が減り、昼食のお弁当も小さくなって、数カ月で体重が落ちました。多忙な安里社長のご主人や社員も昼食をタストに置き換えたところ、こちらも食べる量が減り、体重が落ちてきたそうです。


ダイエット成功の要因は、夕食前にタストを食べることで「何かを食べた」という情報が脳に届いて、それで満足感が得られたのでは、と安里社長は考えています。また、食物繊維を含んだおからを主原料としたタストは腹持ちがよく、歯応えがありよくかむことで少量でも満足感が得られやすいというのもプラスに働いたと思ったそうです。「あくまでも私の体験談です。お菓子なので、薬でもありません。『体に足し算!』というコンセプトで、ちょっといい事を自分でしてみました。最初はお菓子を一気に食べてしまい、大丈夫かなと思ったのですが、牛乳などを組み合わせて、満腹感を足したり、ご飯を作るのが面倒くさいのでタストで済ますといったイメージです」
 
突撃!社長のかばん拝見
タストは必需品。1番のお気に入りはシナモン味! 帰宅時に小腹を満たします


【問い合わせ先】
株式会社ナンポー
電話 098(867)7902

オンラインショップ
https://r.qrqrq.com/SGyvLU4U

【取り扱い店舗】
・NAMPO(国際通り店・オンラインショップ)
・ヴァインドラッグ(末吉店・あがり浜店・西原店・メインプレイス店・つかざん店)
・みなと薬品コープ牧港店
・いしみね薬局
・ぐすく薬局
・GULFスポーツクラブ 牧港
・カーブス(浦添バークレー・宜野湾上原)
・外間パーソナルトレーニングジム
・すこやか薬局全店舗(一部店舗数量限定)
・ふく薬品(一部店舗)
※販売機を設置

『週刊ほ〜むぷらざ』
第1994号 2025年10月30日掲載

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