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2023年9月21日更新
ドライブ爽快‼ うるま市 海中道路周辺|沖縄さんぽ④
風が心地いい季節。海を眺め、爽快なドライブを楽しめる「うるま市海中道路」へ出かけませんか。
スポット増え 活気あふれる
グルメにアート、歴史を学べる施設…。うるま市の海中道路の周辺には、ここ数年で特色ある施設やお店がオープン。活気があふれている。①オリジナル商品が人気
うるマルシェ
黒糖アガラサーは1個150円
勝連漁協のもずく天ぷらは5個300円
●うるま市前原183-2
●098(923)3911
●9:00〜20:00
●P有り
②ビタミンB1の含有量が倍
うるまの海ぶた 池宮城畜産の池宮城宏さん(62)=右写真=は、畜産歴38年。うるま市産のブランド豚「海ぶた」を育てている。「海ぶたは、エサにうるま市特産の黄金芋を混ぜていて、ビタミンB₁が一般的な豚の2倍含まれています。丁寧に育てているので、おいしく食べてほしい。しゃぶしゃぶがオススメです」と話す。
③夜光貝のアクセサリー、海を一望できるカフェ
海のギャラリーかいのわ・空とコーヒーうきぐも
自家製ツナとチェダーチーズのサンドイッチ(1680円)、チーズケーキ(800円)、ハンドドリップコーヒー(650円)
夜光貝のリングやネックレス
右から純子さん、真さん、同店のスタッフ
右から純子さん、真さん、同店のスタッフ
川初真さん・純子さん夫婦は、夜光貝から作ったアクセサリーを製作・販売し、カフェを営む。 作家の真さん(44)は「貝を削って磨くと、予想を超えた模様、輝きが出てくる」と話す。
併設しているカフェは、海を一望できる。純子さんは「水平線と雲を眺めてのんびり過ごしてほしい」とにっこり。
●うるま市勝連浜243-1
●098(977)7860
●11:30~16:30
●火・水定休
●P有り
④本屋&ギャラリー&喫茶
本と商い ある日、
店主の高橋和也さん
古民家を改装した建物=上から1番目写真。喫茶スペースで味わえる自家製梅ジュース(440円)、週末限定のレアチーズケーキ(黄金芋クリームを添えて)(550円)=同2番目。店内には多彩な本が並ぶ=同3番目
浜比嘉島に去年オープンした本屋さん。ギャラリー、喫茶スペースがあり、毎月展示会を開く。店主の高橋和也さん(37)=上写真=は、東京でも書店を営む。「ゆったりとした島ならではの空間になった。日常に一区切りつけて、一息ついてもらえたら」と話す。自費出版や一人出版社の本、詩集などユニークな本がランダムに並ぶ空間で、面白い出合いが待っているかも。
●うるま市勝連比嘉20-1
●11:00〜17:30
●不定休
●P無し。近くの港に駐車スペース有り
⑤歴史を感じる、学ぶ
勝連城跡とあまわりパーク
●うるま市勝連比嘉20-1
●11:00〜17:30
●不定休
●P無し。近くの港に駐車スペース有り
⑤歴史を感じる、学ぶ
勝連城跡とあまわりパーク
頂上から、海を一望できる=上から1番目写真。曲線を描く城壁が美しい=同2番目。頂上まで距離と傾斜があるので、歩きやすい靴や日よけ、飲み物はマスト=同3番目
15世紀に海外貿易で繁栄をもたらした阿麻和利が居城したことで有名な勝連城。その城跡が、2000年に世界遺産に登録された。頂上から見える海は、思わず声が出る美しさだ。ある程度の高さ(四の曲輪)まで電動カートに乗れる。入場は有料で、駐車場はあまわりパークに併設。
あまわりパークでは、土日祝日にライブパフォーマンスを上演=上写真(写真提供/あまわりパーク)。歴史を学べる短編アニメも上映している=下写真
あまわりパーク外観
勝連城跡近く、2年前にオープンした「あまわりパーク」。ローマ帝国のコインなど、貴重な出土品が展示されいてる。そのほか、歴史が学べる複数のアニメを上映。土日祝日は、阿麻和利の物語のライブパフォーマンスもあり、楽しく歴史を学べる。
●うるま市勝連南風原3807-2
●098(978)2033
●9:00〜18:00(チケット販売は17:30まで)
●年中無休
●P有り
●勝連城跡(歴史文化施設含む)高校生以上600円。施設のみ400円
⑥毎日手作り自家製生麺
麵家丸翔
丸翔そば(並900円)は、軟骨ソーキ、本ソーキ、三枚肉(スーチカー)が別添え。軟らかく煮た後、焙った肉は香ばしい
座敷とキッズスペースがあり、子ども連れも利用しやすい
自家製生麺は、モチッツルッ。宮古島産のかつおを使ったスープはあっさりしていて、最後まで飲み干せる。店主の渡嘉敷さんは「麵は毎日手作り。自家製麵とかつおだしにほれこみ、麵家にらい(中城村)で修行し、脱サラしてお店を始めました。毎日楽しい」と笑う。
●うるま市勝連平敷屋430-2
●098(978)8922
●11:00〜14:30※麵がなくなり次第、営業終了
●定休日:木曜日、第2、第4金曜日
●P有
『週刊ほ〜むぷらざ』沖縄さんぽ
第1885号 2023年9月21日掲載