ビューティー
2020年1月9日更新
マッサージで足元から温活|美makeup
[美makeup]執筆/板谷さち(資生堂ジャパン(株)沖縄オフィス)
2020年がスタートして早くも1週間がたちました。今年のムーチーの日は1月2日と例年より早いイメージでしたが、ここ沖縄にも本格的な寒さのシーズン到来ですね。寒波の影響で底冷えするくらいの寒さになるのは、これからでしょうか。
冷え性の方にとっては、特につらい時季ですね。体が冷えると肌への栄養も行き届かなくなるので、肌の働きが低下して乾燥やくすみ、しわなどの肌悩みを引き起こしやすくなってしまいます。肌の温活にはクリームやマッサージなどで温める美容が効果的とご紹介をしていますが、底冷えする時季は体を温めることも大切です。
ぬるめのお湯にゆっくりつかる
効率よく温めるには入浴が効果的。とはいえ、ただ湯船につかればいいわけではありません。芯から温めるには温度と時間、入浴後のケアにもポイントがあります。
寒いのにぬるま湯でいいの? と思われる方も多いかもしれませんが、体の芯まで温めるお湯の温度は38度~39度くらい。20~30分ゆっくりつかるのが理想です。その際、湯船にお気に入りの入浴剤を入れれば、ゆったりとお風呂に入ることができます。お好みの香りや保湿効果などが期待できるアイテムを選んで、バスタイムを楽しみましょう。
熱いと感じるくらいの温度だとリフレッシュ効果はありますが、乾燥の原因になるので乾燥肌の方は注意してください。湯船につかる時間の無い方は、足湯なども効果的ですよ。
湯上がりにマッサージ
お風呂上がりはすぐに体が冷えてしまうという方は足のマッサージもおすすめです。直接手で肌に触れることで、動かしている手も触れられた肌も次第に温まってきます。
手や足の体の末端をマッサージすることで触れた部位はもちろん、それ以外の部位も温めることが可能なんです。徐々に血液循環が良くなっていくことで、手や顔、デコルテまで温まっていきます。お風呂上がりに足のマッサージを行えば、足はもちろん、全身のポカポカ感を持続させられるんですよ。
マッサージは顔同様何も付けずにするのは、肌を痛めるのでNGです。ボディークリームやマッサージオイルですべりを良くしながら行いましょう。
気温が下がると、血流量が少なくなります。体が冷えることで代謝が下がり、血の巡りが悪くなって顔色がさえない、そんなお悩みにも効果的なフットマッサージ。足元から体を温めて、健康的な冬を過ごしましょう。
『メーク・お肌のお悩み募集』
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『週刊ほ〜むぷらざ』美makeup
第1693号 2020年1月9日掲載 毎月第2、第4週に掲載