ビューティー
2019年9月26日更新
美白ケアでシミ・くすみ対策|美makeup
[美makeup]執筆/板谷さち(資生堂ジャパン(株)沖縄オフィス)
「色白は七難隠す」ということわざがあるほど、古くから白い肌は美しいとされてきました。健康的な肌も美しいのですが、多くの女性が憧れてやまないのが透明感のある白肌ですよね。シミやくすみのない理想の肌を手に入れるなら、毎日の美白ケアが欠かせません。
特に今の時期は、春から浴び続けた紫外線の影響も重なって肌色の変化を一番感じるタイミングでもあります。そんな時に、美白ケアはとても有効です。
今では当たり前になってきた「美白」というワード。そもそも美白ケアってどんなものかご存じですか。いまさら聞けない美白ケアについて、効果的な方法とともにご紹介します。
早めに取り組んでシミ予防
美白ケアとは、くすみや色むら、シミ、そばかすが気になる方が、その悩みに効果的な化粧品やサプリメント、食品を積極的に取り入れてお手入れすることを言います。できてしまったシミを消すというより、将来シミができないように、または薄くするためのもので本来の肌色より白くなることはありません。
肌色の変化には個人差がありますが、30代前半から後半にかけて悩みが急増しやすいといわれているので、早めのケアがおすすめです。シミの悩みがなくても、肌本来の明るさを取り戻す効果も期待できます。
シミ・くすみの原因は一つだけでなく、主に以下の四つの要因が複合的に絡み合っていると考えられます。①メラニンの過剰生成②肌の酸化③ターンオーバーの乱れ④血行不良。ケアにはこの四つを意識して、栄養を与える・予防するスキンケアやサプリメントを選ぶと効果的です。
まずは6週間使い続けて
美白化粧品を選んだら、使い方や使用期間もポイントです。高価だからと量を減らしては効果も半減。きちんと使用量を守ることが大前提になります。
効果の兆しには個人差がありますが、肌のターンオーバーである約6週間を目安にするといいでしょう。より効果を実感するには、その後も1、2カ月は使い続けることをお勧めします。年間を通してコツコツ続けることで、透明感が続き、肌のお悩みの予防につながります。
毎日の紫外線対策とともに、シミやくすみが気になり始める前から美白ケアをスタートして、透明感あふれる白肌を目指しましょう♪
美白化粧品の効果的な使い方
①美白化粧品を両頬、額、鼻、あごの5カ所に置きます。
②①を顔の中心から外側に向かってなじませます。気になる部分だけ付けるのではなく、顔全体に塗るのがポイント。
③少量を指先に取り、気になる部分に中指と薬指の腹で小さくくるくると優しくなじませます。顔全体を包み込み、軽くハンドプレスして浸透させます。
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『週刊ほ〜むぷらざ』美makeup
第1678号 2019年9月26日掲載 毎月第2、第4週に掲載