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2019年9月26日更新

蓄熱式で痛み和らげ時短|教えて!ドクター当山〈220〉

ヒゲや手足、デリケートゾーンまで、男性の脱毛ニーズに応え、男性看護師による「メンズ脱毛」を展開する当山美容形成外科。このほど、脱毛時の痛みが軽減できる国内承認機である蓄熱式脱毛器を、県内で初めて導入した。当山拓也院長と前原友樹看護師に、患者の声や脱毛のメリット、注意点を聞いた。

男性の脱毛ニーズ 10年前の1・5倍に

男性看護師による「メンズ脱毛」

ヒゲ脱毛で毎朝がラクに
ネックになる痛み軽減


―脱毛目的に来院する男性が増えているそうですね。
当山
10年前に比べると1.5倍以上に増えています。県外では男性スタッフによる男性専用クリニックが登場していますが、県内では女性と同じサロンで女性による施術を受けるところがほとんど。通いづらさを感じている男性は少なくないと思います。そこで当院では、男性看護師による「メンズ脱毛」を展開しています。

―どんなニーズがありますか?
前原
20代から中高年まで幅広い世代が来院されますが、一番多いのはヒゲの脱毛。毎日のヒゲ剃りで肌が傷つき、炎症を起こす毛嚢炎で悩む方も多いです。脱毛することで肌への負担が減り、脂性の方は肌質改善効果も。何より、毎朝の身支度がラクになったと喜ばれています。私自身もそうですが、フェイスラインなど部分的に毛を残したいといったデザインの相談にも応じています。
最近は、自転車競技や競泳、球技まで、スポーツをしている成人男性や親御さんと通われる中高生も増えていますね。

―「蓄熱式脱毛器」を導入されたそうですね。そのメリットは?
当山
ネックだった痛みを軽減し、短時間で治療できる点です=図表。
医療レーザー脱毛器に多い「ショット式」は毛母細胞に強いエネルギーで照射するためゴムではじかれるような痛みがあり、色黒肌や産毛、白髪には向かない難点があります。一方「蓄熱式」は、名前の通り連続的な照射でじわじわと熱を与え蓄えさせることで、毛根に栄養を与える組織のみを破壊。施術時もじんわり温かさを感じる程度で、産毛や色黒肌にも施術が可能です。当院が使用する機器は国の承認品で、県内では初の導入となります。
前原
ショット式に比べ照射面積が大きく、施術時間が短いのもメリット。個人差はありますが、ヒゲなら1回あたり15分程度です。
 


高まるVIOへのニーズ
脱毛は医療従事者の元で


―デリケートゾーンのVIO脱毛にも力を入れているそうですね。
前原
入院や介護の経験がある方はお分かりになると思いますが、アンダーヘアがあると排せつ介助がしづらい上、ムレや臭いといった衛生面も気になる点。「将来、自分が介護される時のために」と永久脱毛を希望される方は、男女問わず増えていますね。脱毛は先のようなデリケートゾーン特有の不快感の改善にも役立ちます。

―脱毛を希望される患者さんにアドバイスをお願いします。
当山
デリケートゾーンは敏感でレーザーを当てにくいのですが、当院なら絶縁針による脱毛も可能。レーザーや光脱毛をした部位の毛が何らかの影響で濃く太くなり「硬毛化」してしまった毛や、白髪、軟毛にもおすすめです。
巷には脱毛を行うエステサロンが乱立していますが、火傷などのトラブルも多い。脱毛は医療行為です。当院では安全性への配慮はもちろんのこと、減毛・永久脱毛といった目的や予算に応じた提案が可能。お気軽にご相談ください。


当山拓也 氏
当山美容形成外科 院長

東京医科大学卒業後、東京大学医学部形成外科学教室入局。東京警察病院、杏林大学形成外科等で研さんを積む。リッツ美容外科・東京院、東京西徳洲会病院形成外科・美容外科医長、アヴェニュー表参道クリニック副院長をへて、2016年4月に医療法人形成会当山美容形成外科副院長に。17年6月、同院院長に就任。



前原友樹さん
同院男性脱毛看護師

1983年、糸満市出身。広島県の看護学校を卒業後、同県の総合病院に勤務する。美容医療分野へ興味を抱き2019年3月、当山美容形成外科へ。男性脱毛看護師として、現在、レーザーと針脱毛を組み合わせ、男性患者の施術を担当

<この記事に関する問い合わせ先>
医療法人形成会 当山美容形成外科
098-867-2093
http://www.touyama.com
Eメール info@touyama.com

※次回は「ゼオスキン」です。


<過去記事一覧>
『週刊ほ〜むぷらざ』 教えて!ドクター当山<220>
第1678号 2019年9月26日掲載

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