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2019年8月8日更新

夏を乗り切る汗&ニオイ対策|美makeup

[美makeup]執筆/板谷さち(資生堂ジャパン(株)沖縄オフィス) 

汗ばむこの時期に気になるニオイ。エチケットとして気にしていても、なかなか自分では気が付かないもの。最近よく耳にする「加齢臭」や「体臭」、「スメルハラスメント」という言葉もあるように、ニオイへの意識は高まっています。


サラサラ汗とベタベタ汗

ニオイの原因となる汗は、汗腺の種類によってニオイはほとんどしない「サラサラ汗」と、やや粘り気があり強いニオイを発する「ベタベタ汗」の2種類に分けられます。サラサラ汗そのものはニオイがほとんどありませんが、そのままでいると次第に「汗臭い」ニオイに変わるので、ふき取るなどの対応が必要です。

特に脇の下は汗をかきやすく、強いニオイを発する「ベタベタ汗」が出やすい要注意パーツ。ケアには気を使う必要があります。大切なのは、汗をかいたら汗拭きシートなどでしっかり拭くこと。放置するとニオイの原因となる菌が繁殖するので、こまめに拭き取って清潔な状態を保ちましょう。乾いた状態で制汗スプレーやじか塗りタイプのデオドラント剤をプラスするとより効果的です。

加齢臭の原因は、皮脂が酸化し分解されてできる「ノネナール」というニオイ物質。一般的には加齢とともに増えるといわれていますが、最近では食生活やストレスによる生活習慣の乱れが原因で20~30代の若年性加齢臭も増えているそう。脂質の過剰摂取は皮脂の分泌量を増やし、ノネナールの発生を後押しします。

お肉や脂っぽい高脂肪の酸性食品ばかり食べている人やお酒をよく飲む方は危険信号! 野菜を意識して取るなど、バランスのよい食生活を心掛けることが大切です。ストレスが加齢臭の原因になることも分かってきています。思い当たることのある方は、早速生活を見直してみてはいかがでしょうか。


頭皮、髪の毛もケア

頭もニオイが気になるパーツ。「頭皮の皮脂」と、「髪の毛」の二つが原因と言われています。夏の頭皮はムレやすく、ニオイの原因となる菌が繁殖しやすくなります。まずは、きちんとシャンプーをして頭皮を清潔に保ちましょう。汗をかいた後の救世主はドライシャンプー。水・ドライヤーいらずで頭皮や皮脂をケアできるのでおすすめです。

また、髪にニオイがうつるのを防ぐのにおすすめなのが、ヘアコロン。頭皮や髪の毛は、揚げ物やタバコなど、空気に漂うニオイがつきやすい性質があります。お出かけ前のひと吹きで、ニオイをシャットダウンできますよ。

大切なのは、ニオイの原因に適したケア。香りでごまかそうとすると逆効果になるので気を付けてくださいね。


制汗剤の種類

ロールオンタイプ

清涼感を感じやすく制汗効果が高い。ムラなくたっぷり濡れて白残りしにくい。

 

スティックタイプ

手を汚さず薬剤を直接塗れる。肌への密着度が高く効果が持続しやすい。

 

スプレータイプ

制汗剤では一般的。広範囲に使えるので、手の届きにくい背中にも。



クリームタイプ

しっかり塗れて肌への密着度が高い。足などの細かい部分にお勧め。



シートタイプ

汗のべたつきやニオイをしっかり拭き取れる。



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『週刊ほ〜むぷらざ』美makeup
第1671号 2019年8月8日掲載 毎月第2、第4週に掲載

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