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2019年6月13日更新

人気の美容医療で忙しくても「時短&自分磨き」|教えてドクター当山 特別座談会〈217〉

2019年5月30日付の本紙で、沖縄の働く女性3人のホンネが多くの共感を呼んだ「教えて!ドクター当山 特別座談会」。今回はその続編として、美容医療への要望や気になる最新情報などで盛り上がった座談会の後編を紹介します。


撮影協力/JOY HOTEL management


「沖縄の働く女性と美容医療」(後編)

■メイクに掛ける時間を短くしたい!
朝も「アートメイク」で時短

安座間 仕事、家事、育児でいつも時間に追われていて、自分にかける時間がない。毎朝、肌の調子が良かったら、化粧もパッと終わって仕事にもサッと行けるのにって思います。

当山 時短と言えばアートメイク(※1)。眉毛、アイライン、リップなどができ、働く女性におすすめです。女性は近所での買い物にも化粧をしてない時はマスクをするなど、気にする人も多い。アートメイクをしていればそういう手間もいらないし、朝の準備も時短に。

安座間 すごく気になる!

当山 最近は、アートメイクでほくろを入れるのも人気です。

金城 やりたい!(笑)。口元や目元のほくろってセクシー。でもアートメイクをしている友人の中には、遠くから見るとすてきなのに近くから見ると自然じゃない人もいて、少し不安です。

当山 1回で色を深く入れず、少しずつ続けて入れていくといい。唇の場合は色づくだけでなく、ボリュームも出て見える。化粧がものすごく楽になりますよ。

金城 いいですね! いつも口紅を塗るときは唇がぷっくりと見えるようにラインを描くんですが、リップはすぐ落ちてしまう。趣味でやっているタヒチアンダンスは踊りだけでなく見せる要素も大事なので、メイクをしっかりするんです。でも歯に口紅が付いてしまうのが悩み。ダンサー同士で確認し合うんですけど、赤い歯で写る記念写真を見るとがっかり。それがアートメイクをすればグロスを重ねるだけで済むのなら、すごく魅力的。また、屋外イベントのとき、雨の中で踊っても化粧が落ちないのも助かります。

当山 なるほど、そういう場面でもアートメイクは役立つんですね! 私も勉強になりました(笑)。


※1 アートメイクとは
本物の眉や唇のような立体感を持たせることができる施術。皮内に専用の針を使って染色し、化粧よりも自然で、かつ美しく仕上がる


 


■働く女性の3大肌悩みはシミ・たるみ・毛穴
乾燥肌にもリフトアップレーザー

当山 当院で相談を受けたり治療を行っている女性の悩みは、シミ、たるみ、毛穴が圧倒的に多い。

女性 本当にそう!(笑)

当山 下地さんのように、シミについてはフォトフェイシャル®︎で改善する例も多いのですが(2019年5月30日紙面掲載)、たるみにはリフトアップレーザー(※2)がおすすめ。たるみの原因の一つはコラーゲン不足ですが、人は体内にコラーゲンを作る工場がありません。リフトアップレーザーは皮膚の深いところに熱を加えて水分を蒸発させコラーゲンを作り出し、たるみを改善。できれば月1回、難しければ年2回受けるだけでも効果的です。
 
下地 私は以前、仕事で顔の半分だけやったことがあるんですよ。そしたら、そこだけシワが伸びて肌がピーンとなったんです。
 
安座間・金城 ええっ?すごい! やった瞬間から?
 
下地 そう! 施術後、鏡を見たら顔の半分だけシワが伸びて、半分は元のまま。違いがはっきり出て、効果にすごく感心しました。
 
安座間 乾燥肌は難しいですか?
 
当山 逆にとてもいい。コラーゲンが増えれば保湿力が高まり乾燥しにくくなります。皮膚の表面が傷ついていると乾燥しやすく、コラーゲンが減ると皮膚はしぼんだ感じになる。熱を加えてコラーゲンを増やすという治療は、美容形成外科でないと難しいんです。
 
安座間 コラーゲンを増やすサプリメントや化粧品より、リフトアップレーザーがいいんですね。
 
当山 たるみ改善の方法は種類も料金もさまざま。どれも相応の効果が出るので、やらないよりは断然やった方がいいですね。

※2 リフトアップレーザーとは
肌に光を照射することで、皮膚の活性化、新陳代謝が高まり、肌が引き締まる。キメが整い、たるみ、シワ、赤ら顔、毛穴の開きを改善






あなたが受けた美容医療は?
当山美容形成外科で県内の働く女性約100人にアンケートを実施。※当山美容形成外科調べ


■美容医療は季節や体の周期にも配慮
こすり過ぎでシミに!?

当山 アンケートでは、美容医療経験者の4割が脱毛とシミ改善の施術を受けていました。女性は脱毛をしているか否かで着る服も変わりますし、自己処理による肌への負担も気にしている方が多いようです。一般的にはレーザー脱毛を月1回のペースで3~5回受けるとだいぶ薄くなります。また、美容医療には季節感みたいなものがあるんです。例えば紫外線の強い夏や、黄砂やPM2.5が飛ぶ春先は、赤みが強く出たりするので、同じ治療でも微妙に調整しています。女性の場合は月経周期に影響され、吹き出物やシミも出やすくなったりします。女性の皮膚はとても薄いので、毎日ブラシでゴシゴシ洗っていたり、ローラーを使っている人などは、こすり過ぎが原因のシミもあるんです。それをやめるだけでシミがよくなる例も結構多いんですよ。

下地 先生の所では再生医療もなさるそうですね。
 
当山 2018年6月から導入しています。シミ、シワは細胞の老化が皮膚に現れたもの。その細胞自体を入れ替える治療が再生医療(※3)です。その人自身の細胞を少しだけ取り、それを増やして、必要とするところに戻す方法です。
 
下地 治療の選択肢が広がるのはすごくいいですね。
 
当山 再生医療で近い将来、私たちの困り事を解決できる可能性は非常に高い。料金も含め、より皆さんが通いやすくなる日も決して遠くはないと思っています。

※3 再生医療とは
自身の体から細胞を採取し、特殊な技術で培養。老化している部位に移植することで組織を再生する。国の認可を受けた第三者委員会が承認した医療施設でのみ受けられる

 

■美容医療は必要だと思うか?
キレイは自信 マイナスなし

安座間 営業職なので、人と相対するときに、見た目もちゃんとしていたい。信用、信頼につながる大切なことだと思います。

金城 私も仕事で受け付けカウンターに立ちますが、お客さまを最初に迎える者として、表情や見た目も含め、相手に不快感を与えないよう心掛けています。

当山 よく、見た目でなく中身が大事と言いますが、女性は自分の嫌なところを改善すると気持ちが上向きになって人前に出るときも自信が持てるなど、良い相乗効果がたくさんあると思うんですよね。
 
下地 ある先生に「初めて会う営業の人は、最初に頭の先から足の先まで見る」と言われ、見た目ってすごい大事だと改めて感じたんです。それが信頼につながる第一歩。自分を磨くことにマイナスはない。きれいにしていると、ゆとりも感じられます。
 
金城 朝起きて、きちんと準備して完璧な状態で出社できたときと、ワサワサーして中途半端な化粧で出社した日では、一日が全然違いますよね。
 
安座間 私も化粧のノリが悪いと、あー、今日はダメだーってなります(笑)。



■美容医療へのリクエストは?
仕事帰りや休日も通えたらいいな

金城 勤務の交代時間が夜なので、夜間も通えるクリニックがあるとうれしい。

当山 確かに。働いている方の時間に合わせるのも必要なことだと思います。
 
安座間 最近は日曜、夜間も診療するクリニックが増えてきていますよね。

下地 ニーズに合わせていくというのはすごく大事だと思います。あとは上から目線でなく、先生のように柔らかい物腰で話をされるとすごくラク。女性としては、そういうのも、すごく大事じゃないかなと。
 
安座間 先生の説明の仕方で、不安になったり、信頼度が増したりすることはありますよね。
 
金城 最初の説明や相談のときは丁寧に対応してほしいけど、継続治療のときはサッと済ませてもらう方がいい(笑)。



■美容医療を受ける男性も増えています
抵抗はなし!でも、女性よりキレイなのは嫌(笑)

当山 最近は男性でも脱毛やシミで受診する人が増えてきていますが、男性が美容医療を受けることについて、どう思いますか? 
 
女性 抵抗感は全くない。

下地 20代の息子はヒゲが濃く、剃ることで肌が荒れると悩んでいたのでクリニックを紹介しました。今はヒゲが薄くなり、カミソリを使う回数が大きく減ったので肌荒れがなくなって、ツルツルになっていますよ。
 
安座間 でも、女の人より男の人の肌がキレイなのはちょっと嫌だ(笑)。
 
下地・金城 分かる!(笑)
 
金城 夫とは高校生のころからのつきあいなんですが、彼は今も輝いていて、私の方がほれているんです。
 
全員 ごちそうさま!(笑)
 
金城 恋人から家族感覚になってきているので、もっと彼をときめかせたい。だから、美容に関心があるというのもあります。なんだか、すみません(笑)。
 
全員 わー!(笑)こんなに愛されて、うらやましい旦那さまですね。
 
金城 今日はいろんなお話が聞けて良かった。これからも美容医療の情報を追いかけたいと思いました。当山先生はとてもお話がしやすくて親戚のニーニーみたいでした(笑)。
 
安座間 私も早速試したいし、周りの女性たちにも伝えたいです。
 
下地 興味深い話が多く、驚きました。当山先生のように気軽に相談できる病院が増えるといいですね。




当山拓也氏(当山美容形成外科院長)
東京医科大学卒業。リッツ美容外科・東京院、東京西徳洲会病院形成外科・美容外科医長、アヴェニュー表参道クリニック副院長をへて、2016年医療法人形成会当山美容形成外科副院長に。2017年、同院院長に就任。




金城ターニャさん(30代)
(株)ジョイ ジョイホテルマネージメント勤務。プラセンタ治療を継続中。前編では「美容医療=高額と思っていたけれど、予算に応じて相談できると聞き、イメージが変わりました」




安座間美佐子さん(40代)
(株)シナジートラストキャピタル 資産運用部アセットコーディネーター。プラセンタとフォトフェイシャル®︎を経験。前編では「痛みが心配だったけど、相談できると聞いて安心しました」




下地マリ子さん(50代)
(株)琉球光和第一事業部営業二課係長。医療機器の販売に携わる。前編では「フォトフェイシャル®︎でシミが完全になくなった!シミ隠しの化粧品が一気にいらなくなりました」 


※2019年5月30日掲載の座談会前編はこちらから。


<この記事に関する問い合わせ先>
医療法人形成会 当山美容形成外科
098-867-2093
http://www.touyama.com
Eメール info@touyama.com


<過去記事一覧>
『週刊ほーむぷらざ』 教えて!ドクター当山 特別座談会
第1663号 2019年6月13日掲載

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