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2019年3月14日更新

朝は水洗いのみでも大丈夫?|汚れを落とすには極上泡洗顔を!

[美makeup]執筆/板谷さち(資生堂ジャパン(株) 沖縄オフィス)

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Q.朝は水洗いのみでも大丈夫?

A.汚れを落とすには極上泡洗顔を!

夜は寝ているだけなのに肌って汚れるの? うるおいを取りすぎないためにも水(湯)洗いで済ませたほうがいい? という疑問をお持ちの方もいらっしゃるようです。

寝ている間のお肌は新陳代謝が高まっていて不要な角層がたまりやすく、汗・皮脂が出ている状態。その上にスキンケアを重ねたりメークアップをしてもスキンケアの浸透を妨げたり、化粧持ちにも影響します。洗顔はスキンケア・メークアップのファーストステップ。朝晩の洗顔でしっかり汚れを落とし、肌に必要なものは奪わない洗顔料選びと洗顔法が大切です。

手できめ細かく泡立てる

正しい洗顔のカギは「泡」。きめ細かい泡でやさしく包み込むように洗うことが何よりも大事です。しっかり泡立っていると弾力のあるクッションになり肌を傷つけません。肌の上を転がすだけで汚れを包み込み泡切れも良くなるので、すすぎ残しのトラブルもおきにくくなります。

上手に泡をつくるコツは水を加える回数と量。ティースプーン1杯分程度の水を2、3回にわけて加えながら泡立てることがポイントです。手首の力を抜いて動かすと空気を含みやすくなります。

泡立てネットもありますが、網目の大きさで作れる泡の細かさに限界があります。極上レベルのきめ細かい泡は人の手でしか作れないもの。極上泡の作り方をマスターして気持ちの良い洗顔から1日をスタートしてはいかがでしょう。

寒さが和らぎぽかぽか陽気の季節になってきました。日中の気温の上昇とともに皮脂・汗による不快感も気になり始めます。季節風の強さも相まって、春は肌が汚れやすくなる季節。トラブル回避のためにも肌を清潔にすることはスキンケアの基本中の基本。スキンケアへのこだわり同様に洗顔にもこだわり、極上泡洗顔でワンランク上の肌を目指してください。


極上泡の作り方

1.適量を出す

手のひらいっぱいの泡を作るためには、製品の指定量を使用すること。洗顔フォームであれば、1.5~2cm出す。


2.手のひらで伸ばす

両手のひらを合わせ、洗顔料を伸ばす。伸ばさずに水を加えると、溶けるのに時間がかかり泡立ちづらい。


3.差し水をしっかり

途中、ティースプーン1杯くらいの水を2、3回加えながら泡立てる。たれそうになったら、上手にぬぐって。


4.空気を含ませて

手首をやわらかく使い空気をたっぷり含ませて泡立てることが大切。茶せんのように手を使うイメージで。


目指すのは、こんな極上泡

きめ細かい
きめ細かい泡ほど泡の表面積が大きくなるため、汚れを吸着する力がアップ。転がすだけで優しく洗えます。

すすぎやすい
泡立てをしっかりすると、すすぎの時に泡切れが良くなり、短時間で済み、しかも肌に泡が残りにくい。

弾力がありつぶれにくい
肌にとって負担となる摩擦をできるだけ軽減するには、弾力があってつぶれにくい泡を作ることが重要。

たっぷりの量
洗顔で落とすのは、皮脂、汗、ほこりなどのさまざまな汚れ。包み込んで浮かせて落とすには、たっぷりの量が必要。
 

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執筆/資生堂ジャパン(株)
沖縄オフィス 板谷さち

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スタッフ
栄野川里奈子

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おいしいものに目がないガチマヤー(くいしんぼう)。2016年に国際中医薬膳師の資格をとりました。おいしく健康に!が日々のテーマ。

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