ビューティー
2018年8月23日更新
自費治療なら早くキレイに!|教えて!ドクター当山<207>
思春期や大人のニキビ。通院していてもなかなか治らず治療を断念してしまったり、赤みやニキビ跡に悩まされている人も多いのでは?「ニキビはとにかく早く治すのが大切」と当山美容形成外科の当山拓也院長。吸引治療やケミカルピーリング、ホームケアまで、同院独自のニキビ治療を聞いた。
吸引治療やピーリングとホームケアを併用
「当山美容形成外科 独自のニキビ治療法」について
安いが根気必要な保険治療
自費治療は早く選択肢も多
10代から大人まで、ニキビに悩む人は多いと聞きます。
当山
ニキビ治療の基本的な考え方は「早く治す」こと。その方が赤みやニキビ跡が残らずキレイに治療できるからです。これは、いかに早くキレイに傷を治すかに日々奮闘してきた形成外科医の経験上からも言えることです。
どんな治療法がありますか?
当山
ニキビの治療薬や手技は多数ありますが、保険治療と自費治療の二つに大別できます。
保険治療のメリットは安価で全国一律の治療が受けられること。効果の高い治療薬も適応になってきているとはいえ、まだまだ種類が限られており、薬の量や使い方の調整が必要。半年から1年とどうしても長い目で根気強く治療を続けなければなりません。そこでお勧めしているのが当院独自のニキビ治療。自費治療ですので保険治療に比べて費用はかかりますが、選択肢が多く、何より短期間でラクにキレイに治すことが可能です。
当山独自のローションは
ニキビできにくく潤いも
貴院独自のニキビ治療について詳しく教えてください。
当山
一つは吸引治療。これはニキビの元となる角栓を吸い取る治療。当院では20年以上、東京で吸引治療に携わった経験豊富なスタッフが専用機器を使って対応するため、痛みもほとんどありません。
もう一つはケミカルピーリング。女性は加齢や月経周期、ストレスなどが原因でホルモンバランスが崩れ、ターンオーバーが乱れがちですが、本来はがれるはずの角質がたまるとニキビ菌のエサになり、ニキビになります。そうした余分な角質を取り除くことでニキビをできにくくするのがこのピーリング。吸引治療との併用も可能です。
ほかにどんな治療がありますか?
当山
吸引治療やピーリング後のホームケア用として使っていただいている、当院独自の2種類のローションもあります。抗生剤入りのローションとVCローションです。特にVCローションはニキビの赤みを押さえ、コラーゲンの生成を促すビタミンC誘導体「APPS」を高配合。浸透力が高く、ニキビができにくくなるだけでなく、気になるニキビ跡を改善。肌に潤いやハリをもたらす効果もあります。どちらも化粧水感覚で気軽に使っていただけるのも特徴。ニキビが治まった後も、通常のお手入れに加えてお使いいただく方も多くいらっしゃいます。
治療期間は?
当山
吸引、ピーリング、ホームケアの併用で3カ月~半年ほどです。当院には10代~30代まで幅広い世代が来院されますが、フェースラインのニキビで悩んでいる女性の場合、脱毛することでニキビ菌が繁殖しにくくなり、改善する方もいます。ニキビでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
●吸引治療風景
左の吸引治療は上の3人の専門看護師が担当
●ニキビ治療の種類とメリット・デメリット
当山拓也 氏
当山美容形成外科 院長
東京医科大学卒業後、東京大学医学部形成外科学教室入局。東京警察病院、杏林大学形成外科等で研さんを積む。リッツ美容外科・東京院、東京西徳洲会病院形成外科・美容外科医長、アヴェニュー表参道クリニック副院長をへて、一昨年4月に医療法人形成会当山美容形成外科副院長に。昨年6月、同院院長に就任。
<この記事に関する問い合わせ先>
医療法人形成会 当山美容形成外科
098-867-2093
http://www.touyama.com
Eメール info@touyama.com
※次回は「当山美容形成外科の最新メディカルアートメイク」です。
<過去記事一覧>
『週刊ほーむぷらざ』 教えて!ドクター当山<207>
第1622号 2018年8月23日掲載