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2018年4月26日更新

Wの熱で肌表面も深部も引き締め|教えて!ドクター当山<203>

ハリやツヤのない顔、たるんだ輪郭、消えないほうれい線…。急降下する肌の衰えに悩む49歳。でも顔にメスは入れたくない! そんなアラフィフの嘆きに、「大丈夫。近年、手術をしないで顔の若々しさが取り戻せる施術が人気なんですよ」と話す当山美容形成外科の当山拓也院長。そこで今回は、高周波と超音波の併用によるたるみ取り「ウルティマリフト」の体験をリポートします!

話題のリフトアップ療法、ライターが体験

ウルセラ&サーマクールの併用療法「ウルティマリフト」

顔のたるみ、シワを改善
非手術ですぐ化粧もOK


施術日。期待と緊張でソワソワしながら病院へ。案内された洗面所で化粧を落としてスッピンになる。鏡に映る顔がこれからどのように変わるのか、はやる気持ちを抑え待つこと数分。診察室で当山院長のカウンセリングを受けた。
今回体験する「ウルティマリフト」とは、高周波が皮下の真皮層に届いて作用する「サーマクールCPT」と、肌の深い部分にある筋膜に超音波で働きかける「ウルセラ」を同時に受ける今話題の治療=図参照。どちらもメスは使用しない。院長から「両方やることで、たるみの改善、小顔効果、毛穴の改善、ハリの復活、キメの向上と、より高い効果が期待でき、当院でもリピーターが多いんですよ」と説明を受け、思わず心が躍る!
治療は、サーマクールCPTからスタート。まずは、顔に照射する箇所をマーキングして、頬のあたりから照射。感覚としては、「チチチチ…」と、小さな針で素早く刺されるような感じ。フェースラインやあごなど皮膚の薄いところは少し痛みがあるものの、「きれいになれる」期待感で苦にならない。機械のヘッドを少しずつ移動させながら、ほお全体からこめかみ、首のあたりまで丁寧に照射していく。次第に皮膚の奥の方からジワーと熱くなり、これまでたるんでいた皮膚が縮まって、ピーンと張るような感覚がある。
続いてウルセラの治療も始まった。こちらも、あごなど骨の近くは振動が響くような痛みがある。照射は400回と多いので後半は少々つらいが、痛みが強ければ、エネルギーを下げたり、ゆっくり照射するなど対応してくれるのも安心。痛みの感じ方には個人差がある。今回は「きれいになる」のを心の支えに乗り切ることができた♪
2種類の照射で約1時間。皮膚の奥深いところで「何かが起きている」のが分かる。顔全体が熱く、照射直後は赤みを帯びてはいたが、10分ほど冷却パックをしたら落ち着いて、すぐにメークもできた。

自然な改善効果を実感
持続は約半年から1年


今後は、「新しいコラーゲンが生産され、2週間から1カ月で効果が表れてくるはず。普段のケアは日焼け止めと保湿くらいでOK」と当山院長。高価な化粧品を使い続けるより楽で経済的かも。
施術翌日には顔全体のヒリヒリした感じは治まり、フェースラインに、ガムをかみ過ぎた時に感じる筋肉痛に似た感覚が2週間ほど続いた後、全体的に少しずつリフトアップしてきた! 効果はこれからピークを迎え、約半年から1年は持続するという。鏡がため息でなく、笑顔を生むアイテムになった!

サーマクールCPTの施術風景


ウルセラの施術風景




皮膚の比較的浅い部分にある真皮層に働きかける「サーマクールCPT」。高周波で真皮層内のコラーゲンを収縮させ、肌表面を引き締める。2週間ほどで効果が表れ始める。「ウルセラ」は、筋肉との境にある筋膜に超音波を集束し熱凝固させることで、新たなコラーゲンを生産。肌を深部から引き上げる。効果が出始めるの1~3カ月目あたりから。



当山拓也 氏
当山美容形成外科 院長

当山美容形成外科 院長東京医科大学卒業後、東京大学医学部形成外科学教室入局。東京警察病院、杏林大学形成外科等で研さんを積む。リッツ美容外科・東京院、東京西徳洲会病院形成外科・美容外科医長、アヴェニュー表参道クリニック副院長をへて、一昨年4月に医療法人形成会当山美容形成外科副院長に。昨年6月、同院院長に就任。



<この記事に関する問い合わせ先>
医療法人形成会 当山美容形成外科
098-867-2093
http://www.touyama.com
Eメール info@touyama.com

※次回は「沖縄県内初の幹細胞を用いた皮膚の再生医療について」です。


<過去記事一覧>
取材/知念初美(ライター)
『週刊ほーむぷらざ』 教えて!ドクター当山<203>
第1605号 2018年4月26日掲載

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