ビューティー
2017年5月25日更新
[部分的なシミをカバー]コンシーラー活用術|美makeup
資生堂ジャパン(株)沖縄オフィス
お客様担当・板谷さちさんが教えてくれる「美の秘訣」
女性の肌悩みの上位にランクインする「シミ」。紫外線の強い沖縄では特に、「シミさえ無ければ」と悩む女性は多いでしょう。「どうカバーしたらいいか分からない」という声もよく聞きます。今回は、肌の気になる部分をカバーする「部分用ファンデーション(コンシーラー)」のテクニックを紹介します。
コンシーラーの活用
頬のシミが気になるからと、ファンデーションをたっぷりつけると厚化粧に見えてしまうこともあります。部分用ファンデーションを使用すると、より自然なカバーが可能になります。
<1> 色を選ぶ
カバーしたいシミの色が薄い場合は、肌の色に近い色を選びましょう。色が濃い場合は、カバーしたい部分と肌色の中間色を選びましょう。
<2> ファンデをつける
ファンデーションを肌全体に伸ばします。
<3> 部分用ファンデをつける
部分用ファンデーションをカバーしたい部分だけに直接塗布します。部分用ファンデーションはカバー範囲が広い場合は面を使います。カバー範囲が狭い場合は角を使います。
<4> なじませる
ファンデーションと部分用ファンデーションの境目を指で軽くたたきながらフィットさせ、まわりの肌となじませます。ピンポイントで付けたい場合はアイシャドーチップを使い、置くようにのせます。
<5> フィットさせる
ブラシに粉おしろいを取り、カバーした部分に重ねて部分用ファンデーションをフィットさせます。
<6> 重ねて定着
よりカバーしたい場合は、チップにパウダータイプのファンデーションを取り、部分用ファンデーションの上に軽くたたきながら重ねて定着させると効果的です。
ワンポイント
◆なじませ過ぎに注意
上図の手順を終えた後、リキッドファンデーションの場合は全体を仕上げた後に、パウダーファンデーションの場合は部分用の上から、カバーした部位をスポンジなどですべらせるくらいの力加減で押さえることをおすすめします(こすらないように注意)。その後、境目を中指か薬指を使ってトントンと押さえるようになじませます。全体をなじませ過ぎると、隠したところが見えてくるので注意しましょう。
シミは紫外線で色が濃くなるため、年間を通じて注意が必要です。紫外線防御効果のある部分用ファンデーションを選べば、カバーしながら対策もできて一石二鳥です。気になるシミをカバーして、自信の持てる明るい肌を演出してください。次回は、紫外線対策です。
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[執筆]
資生堂ジャパン(株)
沖縄オフィスお客様担当 板谷さち
『週刊ほーむぷらざ』美makeup
第1558号 2017年5月25日掲載
毎月第2・4週に掲載