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2017年5月11日更新

[ベース作りの応用編]顔立ちに合うベース作り|美makeup

資生堂ジャパン(株)沖縄オフィス
お客様担当・板谷さちさんが教えてくれる「美の秘訣」

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顔の印象は、前回説明した大きな影(こめかみ・目の下・口元・頬骨の下)と、小さな影(毛穴やきめの乱れ)で変わります。さらに、顔だちでもテクニックが異なります。
 

影を明るく

頬や顎の下にたるみを感じやすいふっくらタイプは、顔の中心に明るめの化粧下地やファンデーションを塗り、その部分が高く見えるように仕上げることでフェースラインが引き締まった印象になります。顔全体に均一に付けてしまうと、平面的になり顔が大きく見えてしまうので逆効果です。

一方、くぼみや凹凸が目立つほっそりタイプは、「大きな影」を明るく見せると、ふっくらと上がります。目の周りなどのくぼみの部分には、スポンジなどをぴったりと重ねて塗布します。影を考慮せずに均一に付けると、くぼみや凹凸が目立つので注意しましょう。

どちらも明るさを演出することで、ハリのある印象になります。顔全体を鏡に映したときに、影の部分が明るく見えていれば大成功。顔だちに合う、自然で美しいベース作りをマスターしましょう。次号は部分的なシミをカバーするテクニックを紹介します。


ふっくらタイプ
頬や顎にたるみが目立つ


化粧下地、ファンデーションを額、目の下の三角ゾーン、鼻筋に置き、置いたところが明るくなるようになじませてから全体に広げます。フェースラインは親指以外の4本の指を使い、矢印の方向に薄く広げます=図①。顔の中心が明るくなり、「影」がカバーされ、フェースラインもすっきりと仕上がります。



ほっそりタイプ
くぼみや凹凸が目立つ


化粧下地の後、ファンデーションを5カ所(1、黒目の下よりやや内側 2、眉間のやや上 3、鼻先よりやや上4、唇の下)に置き、全体に薄くのばします=図②。さらに、こめかみや目の下、頬骨の下などの影になりやすい部分にも重ねます=図③。「大きな影」が明るくなり、ふっくらと仕上がります。



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[執筆]
資生堂ジャパン(株)
沖縄オフィスお客様担当 板谷さち
『週刊ほーむぷらざ』美makeup
第1555号 2017年5月11日掲載
毎月第2・4週に掲載

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徳正美

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