ヘルスケア
2017年2月9日更新
血流促し冷えを乗り切ろう|美makeup
資生堂ジャパン(株)沖縄オフィス
お客様担当・板谷さちさんが教えてくれる「美の秘訣」
2月は一年で最も沖縄が寒くなる季節。最低気温が10度を下回る日も出てきます。島である沖縄は風が強いことが多く体感温度は意外に低く感じられます。
冬至、大寒ごろからの「冷え貯蓄」によって新陳代謝が悪くなると、肌の不調もピークに。一般的に風が強いほど肌の水分量は減少する傾向もあるのです。また冷えは、肌年齢の加速につながってしまう事実も…。
だからこそ、この時季は血流を促すことで新陳代謝を高めることが大切です。
◆効果的な入浴でつるつる肌を手に入れる
一般的にお風呂の適温は40~42度と言われていますが、美容上の適温は38~39度のぬるめの温度。寒いからといってお湯の温度を上げてしまうと保湿に必要なうるおいを急激に奪ってしまい、お風呂上がりに体がかゆくなるなんてことも。
体の乾燥が気になる方は、ぬるめのお湯に10~15分ゆっくりつかり、体を優しく温めることがおすすめです。安眠を誘う働きもあるので疲れも癒やせます。保湿効果の高い入浴剤などを併用するのもいいですね。
お風呂上がりのボディーケアも忘れずに。
◆足からじんわり温活ケア
心臓から遠い足は冷えを感じやすい部位のひとつです。
なかなか湯船につかれないという時は、足湯やフットマッサージなども効果的。併せて、サンダルを履くことの多い女性は、意外に日焼けしている足の甲もお手入れしてみては。
全身の血流を良くすることで、 肌も体もイキイキ元気に乗り切ってはいかがでしょうか。
*フットマッサージの方法*
①両手で足の甲を包み、もみほぐすようにして交互に大きく円を描きます
②親指で足の指のつけ根から指先まですり上げ、力を抜いてつけ根に戻ります
③親指で足の指の間に小さな円を描くようにもみほぐし、圧迫します
☆ツボ押しも効果的
湧泉(つま先を足の裏に向けて曲げたとき、足の裏の中で一番くぼむ所)を1・2とゆっくりカウントするように押し、3でゆっくり力を抜く、を繰り返す
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[執筆]
資生堂ジャパン(株)沖縄オフィス
お客様担当 板谷さち
『週刊ほーむぷらざ』美makeup 第1543号 2017年2月9日掲載