ビューティー
2023年1月26日更新
[沖縄・メーク術]プチ温活で、いきいき艶肌に|美makeup
[美makeup]執筆/平良芽依美(資生堂ジャパン(株)沖縄オフィス)
プチ温活で、いきいき艶肌に
冬は寒さで血のめぐりが悪くなりがち。血行不良は、スキンケアの効果を感じづらくなったり、メークをしていても顔色が悪く見えたりなど、肌やメークのトラブルにつながることもあります。シャワーで済ませる日が多く、湯船につかって体を温める機会が少ない沖縄は、肌も体も冷えやすい環境です。
一方で、温活を始めたいと思っても、何をしたらいいか分からなかったり、なかなか続かなかったりしませんか。今回は、気軽にできる「プチ温活」をご紹介します。生命感あふれる血色の良い艶やか美肌を目指しましょう。
洗顔前に“蒸しタオル”
蒸しタオルを使うことで、外気やエアコンにさらされている顔を温められて、生き生きとした印象の肌に。肌が柔軟になり毛穴の汚れも取れやすくなるため、洗顔前に行うと毛穴の汚れもすっきりします。蒸しタオルをつくる時間がない…という時は、温感効果のあるメーク落としなどのアイテムを使用するのも◎です。
さらに、肌を温めることで緊張が解きほぐされるので、リラックスしたい時にもGOOD。そのほかにも、蒸しタオルには、頭を包み込んで寝ぐせ直しに使用したり、首元にあてて首や肩のコリをほぐしたり、目元にのせて疲れ目をケアしたりと、いろいろな活用法があります。
保湿クリームをプラスして
冬の肌をサポートするには、化粧水・乳液の基本のケアにプラスして「クリーム」を取り入れましょう。深いうるおいで肌をしっかりラッピングできるので、保湿力をさらに高めることが可能です。また、「保温効果」のあるクリームを夜に使用することで、寝ている間の美肌サイクルを整え、肌の働きを良好に保つことにもつながります。
塗るだけでも十分な効果がありますが、より賢く使うには、フェースマッサージをするようになじませるのがおすすめ。肌の摩擦を減らすために通常の2倍量程度のクリームを顔全体になじませ、顔の中心から外側、下から上に向かって優しく肌を持ち上げるようになじませることで血行がUP! マッサージの時間は約1分でOK。毎日続けることで、パッと明るい印象の肌へと導いてくれます。
ちょっとした工夫を継続することで、血色感のあふれるいきいきとした美肌に近づくことができます。さあ、寒さに負けずに、輝く肌と笑顔で新しい年を始めましょう。
蒸しタオルで温活
目的に応じて、蒸しタオルを使うタイミングを選びましょう。
●汚れをしっかり落としたい時
クレンジング→蒸しタオル→洗顔→スキンケア
●スキンケアのなじみをよくしたい時、朝の顔色(くすみ・血色感のなさ)やゴワつきが気になる時
クレンジング→洗顔→蒸しタオル→スキンケア
蒸しタオルのつくり方
(1)フェースタオルを4つ折りにして、水でぬらしてやや硬めに絞る。
(2)ポリ袋やファスナー付きビニール袋にタオルを入れ、電子レンジで1分弱加熱する(加熱時間は電子レンジによって調整)。
(3)電子レンジからタオルを取り出し、30秒~1分ほど顏にのせる。この時、耳までしっかりタオルで温めるのがおすすめ。
※顔にのせる前にタオルを広げて手のひらで十分に温度を確認し、やけどをしないように気をつけましょう。
(4)タオルを取ったら、すぐに洗顔かスキンケアへ。冷えないうちに、素早く次の工程へ移る。
『週刊ほ〜むぷらざ』美makeup
第1851号 2022年1月26日掲載 毎月第4週に掲載