ビューティー
2021年12月23日更新
[沖縄・メーク術]クッションファンデで時短に|美makeup
[美makeup]執筆/平良芽依美(資生堂ジャパン(株)沖縄オフィス)
クッションファンデで時短に
何かと忙しい年末年始。使い方が簡単で時短にもなるクッションファンデーションをご存じですか? 「興味はあるけれどまだ使ったことがない」「どうやって塗ればいいかわからない」。そんな声に応えて、クッションファンデの魅力と上手な塗り方をご紹介します!
リキッドとパウダーのいいとこ取り
リキッドファンデーションのみずみずしさと、パウダーファンデーションのサラサラ感を併せ持ち、今っぽいツヤ肌に簡単に仕上がるのがクッションファンデーションの特長。スポンジでできた「クッション」にリキッドファンデーションがしみ込んでいるので、付属のパフで肌に付けるだけで美しいツヤ肌が簡単に作れる手軽さが魅力です。
また、カバー力が高くコンシーラーを使わなくてもシミや赤みといった肌トラブルをきれいに隠すことができ、手を汚すことなく簡単にベースメークを仕上げられるので、時短にもつながります。
肌に軽く広げてツヤ感を
一見難しそうに見えるクッションファンデーションですが、塗り方はとても簡単! 以下で紹介する五つのポイントを押さえるだけでムラなくキレイに仕上がります。
(1)使用量の目安は「パフ半量=半顔」。多く取り過ぎるとムラになってしまうので注意。
(2)ファンデーションを取る際は強く押しつけ過ぎないように気をつけましょう。
(3)肌に付ける際は、スタンプを押すようにトントンと軽く広げることが大切。肌にファンデーションがピタッと密着し、まるで素肌にツヤがあるように仕上がります。
(4)カバー力をアップさせたい場合は、繰り返しトントンとたたき込むのが◎。
(5)細かい部分はパフを折り曲げて使うとキレイに仕上がります。
以上のポイントを踏まえて、頬の高い部分から広げていきます=下参照。
たるみ毛穴をカバー
頬のたるみにより引き起こされる「たるみ毛穴」をカバーするには、パフで引き上げて塗ることと、適度なツヤが出るクッションファンデを使うのが効果的。肌にパフをしっかり密着させるのがポイントです。たるみが気になりやすい頬からスタートし、下から上に向かって引き上げながら塗りましょう=左囲み図。この方法で塗れば、凹凸が気にならない、つるんとした美肌が手に入りますよ。
誰でも簡単にツヤ肌がつくれるクッションファンデーション。乾燥が気になるこの季節にぜひ取り入れて、内側から潤いがあふれ出すような美肌で楽しい年末年始をお過ごしください。
クッションファンデの塗り方
★スキンケア、化粧下地で肌を整えた後に使用する。
(1) 指2~3本をパフに添え、クッションファンデ ーションのクッション面をパフで軽く2~3回 押し当ててファンデーションを適量取る。
(2) 頬の高い部分やカバーしたい部分から、優しく トントンと置くように広げる。
(3) パフに残ったファンデーションで顔の中心から 鼻、口回り、フェースラインに優しく広げる。
(4) 目の回りは軽く押さえるように塗る。小鼻や目 の際など細かい部分は指でなじませる。
(5) 少なめの量を再度パフに取り、眉間から額に向 かって優しく広げて完成。
【たるみ毛穴をカバーするテクニック】
パフを肌に密着させた状態で、イラストの矢印の方向に引き上げながら塗る。密着させることで、毛穴も同時にカバーできる。
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『週刊ほ〜むぷらざ』美makeup
第1794号 2021年12月23日掲載 毎月第4週に掲載