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COLUMN

小湾喜智

2018年4月16日更新

街のワイン屋さんからおいしい話「ロゼワインといい関係」

ワイン専門店Cote Dor(コートドール)の小湾喜智さんのコラム vol.01
おいしいワインとそれに関わる楽しいの話をご紹介。

初めまして。この度、funokinawaにてコラムを執筆させて頂くことになりましたワイン専門店Cote Dor の小湾と申します。本コラムでは、ワインに関わる様々な情報を発信していく予定です。このコラムを通じて、皆様にとってワインがもっと身近な存在になってくれれば幸いです。

さて、4月は入学式シーズンということもあって、すでに本州でも桜のシーズンは過ぎたものの、なんとなく鮮やかなピンクの色合いをイメージすることが多いですよね。

そのことも相まって、日本のワイン業界ではここ数年の間、4月に綺麗なピンク色をした「ロゼワイン」のプロモーションを打つことが多くなってきました。



「ロゼワイン=甘口」というイメージを持たれる方がいらっしゃいますが、実は世界のロゼワインは辛口が主流。さらに現在は辛口のロゼワインが世界的にも流行しており、ワインの本場フランスでは、ロゼワインの消費量が白ワインの消費量を上回ったというデータもあります。

ということで私も、いちワイン屋として4月は何としてでもロゼワインを飲まなければ! というなかば使命感にも似た思いで、ロゼワインを楽しんでいます。

世界的にロゼワインの消費量が伸びている理由には当然「美味しいから」ということもありますが、その他の大きな魅力の1つは、一緒に楽しめる「料理との相性の幅が広い」こと。特に、ピンクの色合いが濃いタイプのロゼワインは味にコクがあり、飲んだ後にスパイシーなアフターフレーバーが広がることが多いので、「中華料理」にも合わせることが出来ます。

そんなわけで、先日さっそく自宅で「エビチリ」をつくってロゼワインと楽しみました。



ちなみに写真の左にひょっこりと写っているのは餃子です。これも一から手づくりしました! と言いたいところでしたが、餡(あん)を練って包むのが億劫(おっくう)になり、こちらは那覇市の餃子専門店で購入してきました(笑)

この日は気分的に「エビチリ」と「餃子」を食べることを最初に決めていたため、どちらとも楽しめるようにと選んだのは、アルゼンチン産のロゼのスパークリングワイン「ナバロ・コレアス ブリュット マルベック・ロゼ」(小売価格¥1,700 税抜)。



サクランボのような甘酸っぱい果実の香りに、ふくよかな味わいと酸味のキレを持つスパークリングワインです。

エビチリの色合いとワインの持つ鮮やかなロゼの色調が相まってテーブルの彩りが華やかになりましたし、甘辛いエビチリのソースとワインのフルーティな味わいが上手く相乗して美味でした。

また発泡性を有するスパークリングワインでもあるので、餃子の脂っこさをワインのスッキリとした酸と泡立ちがきれいさっぱり口中を洗い流してくれました。餃子にビールが合うのと共通する理屈ですね。

いやー、我ながら大満足。

ちなみにこちらのワインは「モトックス」というワイン専門の輸入商社が取り扱っていますので、気になった方はぜひお近くのワイン専門店にお尋ね下さい。

4月も半ば。残りの半月も引き続き、ロゼワインを全力で楽しみます!

 


小湾喜智のコラム​[カテゴリー:ワイン・グルメ]
街のワイン屋さんからおいしい話 vol.01

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ワイン専門店 コートドール勤務
(社)日本ソムリエ協会認定 ソムリエ
(社)日本ソムリエ協会認定 SAKE DIPLOMA
S.S.I(日本酒サービス研究会)認定 唎酒師
FCAJ(日本フードコーディネーター協会)認定 フードコーディネーター3級

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