夏・雑感|本村ひろみのコラム|fun okinawa~ほーむぷらざ~

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彩職賢美|沖縄の輝く女性にインタビュー

COLUMN

本村ひろみ

2016年7月20日更新

夏・雑感|本村ひろみのコラム

フリーパーソナリティーの本村ひろみさんが、暮らしを楽しむアンテナを巡らせて日々の風景をレポートします。
fun okinawaコラム「おきなわ 暮らし散歩 Vol.21」



ベランダに立てかけたよしず越しに強烈な日差し。
室内に光のラインを描いて、そこから埃(ほこり)がキラキラして見える。
灼熱(しゃくねつ)。そのうえ湿気もあるので息苦しい。
夏の朝。
皆さんはいかがお過ごしですか?

快晴で洗濯物が気持ち良く乾くのはうれしい。
パリッと。
それでシーツやタオル、Tシャツにパジャマと
綿素材のものはどんどん洗って出かける前に干す。
お向かいさんは大きな布団を干して
お隣さんは運動靴も洗ったみたい。
ご近所のゴーヤー棚も見事な緑のカーテンになっている。
夏は植物の成長も著しい。
日よけの陰で転がっていたネコが大きな伸びをした。
洗濯物を通して涼しい風が吹く。
「今夜も太陽の匂いがしたシーツで寝られる」
それは夏の特権だ。



クーラーの冷気も扇風機の風も苦手。
おかげでいつも涼しい気分になることばかりを考えている。
例えば、景気付けに大好きな「あずきアイス」や「アイスの実」を
大人買いしたり。
懐かしい夏のヒットソングを聞いたり。
浴衣を着たり。花火をしたり。
そしたらいつの間にか
「夏って楽しい」って浮かれた気分になっている。



仕事をするようになって
「うっかりしていた、夏は大好きな季節だった」
と気付いたころには、一度も水着を着ずに夏を見送るようになった。



20歳の夏
雪深い地方出身の親友と“沖縄の夏”を過ごした。
初めてのサーフィンを
琉球大学のサーフィンサークルの男の子たちから習い
久米島のはての浜でダイビングをして
背中にやけどのような日焼けをした。
大きなカセットデッキまで持ち歩いて
BGMに達郎やサザン、ユーミンを流して。
朝までただただ海を眺めていた夏。
まぶしく輝いていた季節だった。



今いる場所は知っている。
今どこにいないかを知りたい。
20歳の夏は好奇心でいっぱいだった。

7月
熱帯の夜はみんなが遅くまでにぎやかで
セミの声とともに朝は早くやってくる。
朝起きる理由を知っていて毎日を過ごすように
暑い夏を過ごすための“何か”があれば
きっと特別な夏になる。

暑中お見舞い申し上げます。



 

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ロマンチストなラジオDJ
那覇市出身。清泉女子大学卒業、沖縄県立芸術大学 造形芸術研究科修了。現在、ラジオ沖縄「GO! GO! ダウンタウン国際通り発」「We love yuming2(毎週 日曜日 19時~20時)」でパーソナリティーを務める。

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