うるま市の沖縄高等特別支援学校の正門向かいにある「おふくろ弁当」は、地元を中心に多くの人が訪れる弁当店。11時前には汁物も並んでいて、日替わりで提供している。月・木曜は肉や野菜がゴロゴロと入った「ソーキ汁」（大・550円、中・500円）、金曜は幅広い世代に人気の「みそ汁」（大・500円）、水曜は軟らかく煮こまれたモツをあっさり味でいただく「中味汁」（大・550円、中・500円）の汁物弁当が並ぶ（各ご飯つき）。店主の前堂洋子さんは「汁物は午前中には完売することもあるほど人気。自慢の弁当を味わってほしい」と呼び掛ける。そのほか、160円から550円の弁当が並び、リーズナブルで品数豊富。


■沖縄県うるま市田場1079－3　
098-973-0855　営業時間／5時30分～14時30分　日曜定休







浦添市屋富祖にある「ふうりん」は、アットホームな雰囲気で食事が楽しめる食堂。11時から15時まで、店舗横のスペースで弁当を販売。汁物4種類が並んでいる。「てびち汁」（600円）は、3日間煮込んだトロトロのてびちがたっぷり入る一品。また、下処理を丁寧に施した「中味汁」（600円）や定番人気の「みそ汁」（500円）、肉のうまみたっぷりの「ソーキ汁」（600円）もある。店主の宮城保さんは「どれも、下処理から時間をかけて行い長時間煮込んでいるので、具材のうまみがたっぷり」と話す。各汁物にはご飯もつく。そのほか、丼物やおかずがたっぷり入った弁当（350円～450円）も並んでいる。


■沖縄県浦添市屋富祖2－24－10　
098-878-4263　営業時間／11時～19時　土・日・祝祭日定休　
※汁物を購入の際は事前に連絡するとスムーズに購入できる






南城市大里の「まんぷく食堂」は、定食をはじめ多彩な料理を提供するほか、汁物が人気の店舗。普段はなかなか食べられない汁物もあり、全品テークアウトできるとあって利用者も多い。老若男女に人気の「あひる汁」（テークアウトの容器代込み１０３０円）をはじめ、濃厚なスープが自慢の山羊汁（１３３０円）、こってり味の馬汁（１０３０円）、定番人気の「牛汁」（９３０円）などを味わうことができ、各汁物にはご飯もつく。店主の玉城安子さんは「お客さまの７、８割は汁物の注文なんです。自慢の汁物を多くの人に味わってほしい」と話す。新築祝いやスラブ打ち、会社の慰労会などに汁物の配達サービス（２０食以上から）も行っている。


■沖縄県南城市大里仲間1032－1　
098-946-4839　営業時間／11時～21時（Ｌ．Ｏ．20時40分）　日曜・祝祭日定休


※価格は全て税込み


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編集／安里則哉
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第1702号　2020年3月12日掲載