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2019年8月22日更新

[翔べ!わかむんちゃー under30]役者の棚原奏(かなで)さん|舞台はコミュニケーション

小学生で演劇を始め、通算100以上の舞台に出ている棚原奏さん(26)。2019年8月31日に言葉を使わないノンバーバルパフォーマンスショー「カジマヤー」に出演する。「舞台はお客さん、共演者とのコミュニケーション。この日、この時にしか成立しない面白さ、ワクワクを、ぜひ体感してほしい」と話す。

100以上の舞台役を生きる

棚原奏さんに、舞台の面白さや2019年8月31日公演の「カジマヤー」の見どころについて聞きました。

 
Q 舞台の魅力って?
A この日、この時、瞬間の面白さ

舞台は、この日、この時、この空間だけ。同じ舞台でもルーティーンではなく、お客さんやその日の空気感で全然違うものになる。この一瞬しか演じられない面白さがある。
役者としては、他の役者との呼吸や空気の混ざり合い、お客さんからどんな反応が返ってくるか、いつもドキドキハラハラです。「ここで大きな声を出したら、びっくりするかな。やってみよう」とか。お客さんの反応を見て、演技をするのも楽しい。


Q これまでの役は?
A 尚寧王やキジムナーなど100以上

小学6年生で初舞台に立って15年、100以上の舞台に出演。尚寧王、子ども、おばー、キジムナーなど、さまざまな役を演じてきました。

きっかけは、友だちに誘われて浦添のゆいゆいキッズシアターのワークショップに参加したこと。前回公演のDVDがかっこよくてどハマリして、リピートしまくりました。その後、初舞台のカーテンコールでお客さんからの拍手に、感動しました。初めて心震えるものに出合えた。

高校卒業後、上京。バイトをしながら舞台に立ちました。東京のお客さんは反応がリアルでシビア。アンケートに批評が書かれたり、面白くない時には、途中で帰ってしまうことも。それまでは学生でほめられてばかりだったので、やっとちゃんと評価されてうれしかった。目指す方向がクリアになり、どうしたら面白くなるか、リアクションや間などを工夫しました。苦しかったけれど表現の幅が広がり、学びの多い時期でした。


Q 好きなことは?
A 無心になれる料理!

趣味は料理です。無心になれて創作できるのが楽しい。
24時間玉ネギのみじん切りをしたいくらい。

料理好きの母の影響もあり、高校のころから自分で弁当を手作りしていました。手羽元の黒酢煮込みやグラタンが得意です。器も好きで、使い勝手が良くてかわいい器を見つけるとテンションが上がります。
 
Q 演技で大切にしているのは?
A キャラクターが持つ言葉

言葉は、役の想いを伝える。せりふ一つ一つに、思いを乗せて発しています。原点は、中2で出た劇です。演じた男の子の役と自分の境遇が重なって、共感して言葉を発することができた。

演じる時は、役のことを書き出して理解します。自分と遠い役のこともあるのですが、想像して共感できる部分を探して、せりふに乗せてしゃべってみて、その人を生きる。

特に難しいのは、歴史上の人物ですね。本で調べたり、知っている人がいれば話を聞いて、想像して、近づくために努力します。

理想の女優はアン・ハサウェイ。表情や仕草やとても自然で役柄に合う演技をするところが好きです。
 
Q 「カジマヤー」の見どころは?
A 子どもも大人も楽しめる!

長寿祝い「風車(カジマヤー)」をモチーフに、おじーとおばーの97年間を振り返るノンバーバル(言葉を使わない)劇です。言葉が無いので、年齢や国籍を問わず多くの人に楽しんでもらえるのが魅力です。海外のお客さんも多いんですよ。

出演は、俳優の島袋寛之さん(TEAM SPOT JUMBLE)やパフォーマーの粒マスタード安次嶺さんなど、5人。アクション、踊り、お笑いなど、それぞれ見どころがあります。

私はカマドおばーという役で、子ども時代からおばーまでを演じていて、落ち着いたお芝居をしています。いつか、海外でも公演したいな。
 
カジマヤーは、8月31日(土)午後3時開場。ミュージックタウン音市場にて。
問い合わせは、ミュージックタウン音市場 098−932−1949
 
たなはら・かなえ 1992年浦添市出身。浦添ゆいゆいキッズシアター卒業生。
2011年東京での舞台活動を経て、沖縄にてフリーで演劇、テレビ、CMに出演。脚本・演出、演出インストラクターとしても活動。

撮影/比嘉秀明 編集/栄野川里奈子
『週刊ほ〜むぷらざ』翔べ!わかむんちゃー under30[4]
第1673号 2019年8月22日掲載

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おいしいものに目がないガチマヤー(くいしんぼう)。2016年に国際中医薬膳師の資格をとりました。おいしく健康に!が日々のテーマ。

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