[彩職賢美]ヒルトン沖縄北谷リゾート・ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート統括総支配人のレイチェル・デイビッドソンさん|世界一のおもてなし目指す|fun okinawa~ほーむぷらざ~

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彩職賢美|沖縄の輝く女性にインタビュー

わたしらしく

彩職賢美

2019年3月21日更新

[彩職賢美]ヒルトン沖縄北谷リゾート・ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート統括総支配人のレイチェル・デイビッドソンさん|世界一のおもてなし目指す

スラリとしたスタイルにスッと伸びた背筋はモデルのよう。「ハーイ!」と満面の笑みで話し始めるとパッと周りの雰囲気が明るくなる。レイチェル・デイビッドソンさんは県内二つのヒルトングループの統括総支配人だ。「人と関わることが好き」と機械工学からホテル業界へ志望を転向。オーストラリア、中国、日本と世界各地でホテルを率いてきた。チームメンバーと共に「世界で最も温かいおもてなしを提供する企業」を目指す。

人と関わることが大好き

ヒルトン沖縄北谷リゾート 
ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート
統括総支配人

レイチェル・デイビッドソン さん

ホスピタリティー(おもてなし)に興味を持ったのは、学生時代。機械工学の学校で学びながらレストランでウエーターとして働いていた時に、おもてなしの面白さを知った。「機械よりも情熱を持って人と関わることが好きだと分かったんです」

サービス業に関わろうとホテル学校へ入学。その後イベントでの進行を評価されてヘッドハンティングを受け、ホテルのレストラン部門のマネジャーへ就任。レストランやホテルで経験を積み、10年前にヒルトンに入社した。「ホテルはたくさんのスタッフと共にたくさんの人へおもてなしを届ける場。サービス業には決まりがなく成長する限界も無い。大きな可能性を秘めている」とその魅力を語る。

おもてなしで心掛けているのは、「楽しくて記憶に残る期待以上のサービスをすること。ゲストにあなたのことが大切です、と伝えたい」


6年前、ヒルトン沖縄北谷リゾートのオープンに合わせて総支配人として来沖した。現在は北谷町美浜の二つのホテル約250人のチームメンバーを率いる。「私の強みはリーダーシップ。目標を掲げてチームのモチベーションを上げ、達成を目指します。リーダーシップは、経験や研修を積み重ねて得たものです」

重視しているのは、チームメンバーとのコミュニケーションだ。メンバーは韓国、中国、チェコ共和国など多国籍。レイチェルさんは「いろいろな国からメンバーが集まっていることは誇り」と話し、メンバーの仕事ぶりに目を配り声をかけることや感謝を伝えることを心掛けているという。関連会社の社員も含めてメンバーの誕生日を祝い、表彰を行うパーティーを毎月行う。

メンバーを育てるのも仕事の一つ。「相手に求めることや期待することを明確にして、伝えるようにしている。その上でミスは責めずにサポートし、足りないものは研修の機会を作り成長を見守ります」

「失敗は成長のためのプロセス」と常にポジティブ(前向き)。「失敗しても別の方法を考える。私自身、数え切れないほど多くの失敗をした。でも、挑戦しないと間違っていたかどうかすら分からない。大事なのはどこを目指してなぜそれをするのかを明確にしておくこと」ときっぱり。

「新規ホテルのオープン時にメンバーを集めて一から育成していくのは大変だけど、苦労というより挑戦だと捉えている」とも。「いつからか分からないくらい、ずっとポジティブ。周りの人を信じているから」と笑う。

仕事のやりがいを「ゲストやチームメンバー、たくさんの人と関われること」と話す生粋の人好き。「ゲストとのコミュニケーションや、メンバーの成長を見られることが楽しい」と話す。

インタビューの最後に「どうしても伝えたい」と話してくれたのが、沖縄のポテンシャルだ。「沖縄の人の温かい人柄や自然、伝統文化は素晴らしい。地元の人の雇用や環境保護活動を通して沖縄へ貢献し続けたい」と情熱的に語った。

地域の環境へ高い関心「サンゴを守ろう」プロジェクト


「もともと環境問題への関心が高い」というレイチェルさん。環境保全活動や地域活動に積極的に関わっている。

昨年7月26日には、県内4ヒルトングループ合同で「サンゴを守ろうプロジェクト」を実施。レイチェルさんをはじめ、62人のスタッフがボランティアとして参加。県内の小中、高校生へサンゴの重要性を学ぶ機会を作り、サンゴの苗づくり体験を行った。

また、レイチェルさんはマイボトルを愛用。ホテルではプラスチックストローやスタッフ用の自動販売機でのペットボトルを廃止するなど、プライベートでも企業としても環境保全のためにさまざまな取り組みをしている。


沖縄の文化を広めたい


「沖縄の伝統文化は素晴らしい」と話すレイチェルさん。ホテルでは、沖縄の文化を広めようと独自の取り組みを行っている。

10月30日の世界のウチナーンチュの日に、ヒルトン沖縄北谷リゾートでウチナーぐちのレッスンやホテルスタッフによる琉球舞踊を披露するイベントを開催。ゲストに沖縄文化を知ってもらえるよう、スタッフ向けの沖縄文化講習会も開いた。


レイチェルさんのパワーの種
Q.尊敬している人は?
母親です。シングルマザーで2人の娘を育ててくれましたが、すごく優しくて情熱的な人です。女性だからこれをしてはいけないというラインを引かず、やりたいと言ったことはすべてさせてくれました。自分の時間を割いて私たちをサポートしてくれて、感謝しています。




PROFILE
レイチェル・デイビッドソン

オーストラリア出身。ホテル学校を卒業後オーストラリアのレストランやホテルを経て2008年ヒルトンに入社。13年に来沖しヒルトン沖縄北谷リゾートの総支配人として準備から携わる。18年からダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾートの総支配人として開業から携わり、総支配人を兼任。北谷町観光協会副会長、16~18年在沖米国商工会議所会頭。


週刊ほーむぷらざ「彩職賢美」|輝く女性を応援!
今までの彩職賢美 一覧


撮影/比嘉秀明 編集/栄野川里奈子
『週刊ほーむぷらざ』彩職賢美<1330>
第1651号 2019年3月21日掲載

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栄野川里奈子

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編集者
おいしいものに目がないガチマヤー(くいしんぼう)。2016年に国際中医薬膳師の資格をとりました。おいしく健康に!が日々のテーマ。

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