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2016年4月28日更新

エブリデイ イズ ホリデイ【働き方ラボ】

ワークライフバランスコンサルタントの比嘉華奈江さんがつづるエッセー vol.1。
自身の体験を通して、楽しく柔軟な働き方を考えます。


 

エブリデイ イズ ホリデイ


20代は給料を旅に費やした。女友達2〜3人で、宿も決めずにバックパック(大きなリュック)一つで海外に飛び出る。当時は客室乗務員で、「旅」の経験が欠かせなかった。旅先での感動って?人として大事なことは? 人は旅に何を求める? そんなことを考えながら、10年間で20回近く旅をした。


小さな島へ

航空会社に入社して6年目の2004年6月、親友と2人で、ある島を訪れた。那覇から飛行機を乗り継ぎマレーシアの首都クアラルンプールまで9時間、そこから夜行バスとタクシーで9時間、港から小型ボートで30分。移動時間約18時間半、小さな小さな島「プルフンティアン島」だ(写真)。

どこまでも透明な海と、南十字星がくっきり見える満点の星空。バンガローには時計もテレビも冷蔵庫もない。夜はうっすらしかつかないライトとベッドが一つ、蚊帳の中で眠る。太陽と共に目覚めて、読書、海、おなかがすいたら食事をする、という丸4日間を過ごした。ほとんどがヨーロッパからの観光客で、2週間ほど滞在するという。


自分の気持ち次第

島で出会った、島生まれ、島育ちのジェーンさんの一言で、人生観が変わった。彼は島で唯一の小さな商店の店主で、毎日顔を合わせ、いろんな話をした。その中で聞いた一言が忘れられない。「多くの国の人々が、この島に休暇で来てくれる。皆がリラックスして、島を満喫することが僕の一番の喜びなんだ。だけどね、自分次第で毎日を休暇にできると思うんだ。仕事をしていても、何をしていても、気持ち次第で、『Everyday is holiday(毎日が休暇)』にできる。君たちは、そう思わないかい?」。

じわっと涙があふれた。毎日をどんな日にするかは自分次第だ。仕事をいかに楽しめるか。目の前の人と瞬間を共有できるか。共に感じ、共に喜べるか。

そうだ、私は帰ったら、そんな気持ちで仕事をしよう。私の中で「働く」事への考え方が変わった。

4年後には結婚して子どもにも恵まれた。夫と「どんな家庭にしたいか」と話した時にこの話をした。6年の時を経て「Everyday is holiday」は、わが家の家訓になった。

一度きりの人生、ワークもライフも丸ごと楽しんで生きたい。私は企業の働き方改革を推進していくために、2012年、起業した。

 




執筆/比嘉華奈江(ひが・かなえ)
客室乗務員を経て、2012年に(株)Life is Loveを設立。(株)ワーク・ライフバランス加盟コンサルタント。

(株)Life is Love
http://www.lifeislove-okinawa.com/


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『週刊ほーむぷらざ』
第1502号 2016年4月28日掲載

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