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2018年2月1日更新

[彩職賢美]クリスタルLAB代表の園田芽衣さん|食見直し体質改善

子どものアレルギー発症を機に毎日の食を見直し、食に関する講座やイベントを手掛けるようになった「クリスタルLAB」の園田芽衣さん(41)。浦添市食生活改善推進員としても活動し、地域の子どもたちを中心に「食育」を指導する。「食を通して自分のココロやカラダに向き合ってほしい」と食育の大切さを多くの人に伝えている。


 

腸内環境整えデトックス

クリスタルLAB代表
浦添市食生活改善推進員
公文式浦添伊祖教室指導者
園田芽衣 
さん

「最初は疲れた顔をしていた参加者が、講座が終わるころには笑顔になる。その姿を見ることが最高の喜び」と、仕事の魅力を語る園田さん。「お味噌作りや発酵食」、「無添加クッキング」など、週に3~4コマの講座を開催。浦添市食生活改善推進員として、市内の保育園や幼稚園、小学校での食育指導のほか、市の健診時の離乳食の試食づくりなども行う。

講座では特に腸内環境を整えることの重要性を訴えている。食養生の講座では「私たちは年間4キロほどの添加物を口にしているが、それがうまく排せつできず、不調の原因になることが多い」と説明。驚く参加者に対し「人体の排せつ機能として理想の便の量は1日バナナ3本分が目安。毎日の食事(食べ物と食べ方)を意識することで、腸内環境を整え排せつを促せば大丈夫」という具合だ。参加者からは、「食事を変えたら体が軽くなった」、「肌荒れが緩和された」などの声が上がる。

仕事のきっかけは、子どものアレルギー。「長男が生後2カ月のとき、検査で36項目中35項目引っかかるほどのアレルギー体質だと判明し、すぐにアレルギーの原因となる食物を除去した食事を開始しました」と園田さん。主食を玄米にし、酵素や発酵食など抗酸化力の高い食品が食卓に並んだ。食生活を変えることで、体温が上がり、腸内環境が整ってきているとの診断があり、2年後の検査ではアレルギー反応がほぼゼロに。

食の大切さを痛感した園田さんは、「アレルギーで悩む人の役に立ちたい」と、ママ友を集め講座を開始。参加者の悩みに耳を傾け、丁寧にアドバイスした。そんな活動が奏功し、参加者も増え、次第に規模を拡大。2016年7月に「クリスタルLAB」を立ち上げた。ことし1月には、自ら企画運営した「デトックス フェスティバル」を開催。多くの人が訪れニーズの高さを実感し、「今後も継続しよう」と決めた。

食に関して多彩な取り組みをしている園田さんだが、波瀾万丈な人生を送っている。専門学校卒業後、渡米。帰国後、県内のIT企業に就職した。しかし、出産のため取得した産休中に会社が倒産。育児休業手当がなくなり、路頭に迷い、乳児を抱いて就職活動をした。語学力が武器となり、JICA沖縄国際センターで働くことに。「今後のために強みを持とう」と働きながら通信制大学の講義を受講。財務会計を専攻し、経済・経営学を学び、簿記の資格も取得した。

その後は税務会計事務所に勤務。そのころ、息子のアレルギーが判明し、毎日の食事を見直しつつ、時間があれば食に関する講習や講座に参加し知識を広げることを怠らなかった。その後、楽ロビ沖縄認定ベーシックフードマイスターの資格を取得。大学や税務会計事務所で学んだ会計、経営論はもちろん、食関係の知識が後押しとなり、本格的に起業した。夫の全面協力を得て、講座を実施しながら、昨年2月に公文教室の運営も開始した。

「食べることと学ぶこと、生きるために必要なチカラを育てたい」と園田さん。「食を見直すことで家族が笑顔になり、私自身もいろいろなことに挑戦してみたいと思うようなった。今後は、農家である夫を支えつつ『つよいカラダを作る食育』の普及をはじめ、県内や県外・国外を対象にしたデトックスツアーを企画したい」と思いは広がる。




イベントで「食養生」講座
デトックスをテーマに関連商品の出展や講座が行われた「デトックスフェスティバル」では、自身も「食養生」の講座を行った=写真。講座で園田さんは「食を通して自分のココロとカラダに向き合う機会が増えるとうれしい」と話した。同イベントには100人以上の来場者があった。次回は4月7日(土)に開催。
園田さんは、2月3日(土)、4日(日)の「第17回うらそえツーデーマーチてだこウォーク」会場で開かれる「プレ浦添産業まつり」に出店し、デトックススコーンやタルトを販売する。そのほか、2月6日(火)には「重ね煮のお味噌汁クラス」を開く。

クリスタルLAB
090-6862-8047
Facebookページ




家族に笑顔増え
長男が極度のアレルギー体質だったという園田さん。「自分も食を見直し体質改善を試みていたときに、次女が生まれたのですが、心配でその子のアレルギー検査をしてみると全くなかったんです」と話す。医師からは同じ両親から生まれているのにアレルギー反応が兄妹で差が極端にあるのはレアケースと驚かれたそう。「今では、長男もアレルギー反応はほぼなくなり、口にできる物が増え、家族にも笑顔が増えました」とニッコリ。
=上の写真以外は園田さん提供




体に優しいおやつ作りも
園田さんが講座でも教えている、ナッツやドライフルーツなどを使ったブラウニー。「小麦粉も砂糖も卵も使っていない上、甘麹で甘味を出しているので、体に優しくおやつにおすすめ」と言う。




園田さんのハッピーの種
Q.趣味は?
時間のあるときはフラダンスで体を動かしています。嫌なことも忘れて没頭でき、心も体も癒やされます。家で子どもたちと一緒に踊ることもあり、動きを確認しながら楽しんでいます。2016年には、赤ちゃんと一緒に踊れるベビーフラ=写真。今では、毎年7月に開かれるハワイアンベント「ムーンビーチルアウ」に家族で参加するのが楽しみに。




PROFILE
そのだ・めい
1976年、那覇市出身。クリスタルLAB代表、浦添市食生活改善推進員、公文式浦添伊祖教室の指導者。専門学校卒業後に渡米。帰国後、IT企業へ入社。2009年、JICA沖縄国際センターに就職。その後、税務会計事務所を経て長男のアレルギー発症を機に食の道へ。16年、クリスタルLABを起業。現在は発酵や酵素を中心に「つよいカラダを作る食育」活動を開催。読み聞かせや日本語教育ボランティアも行う。



今までの彩職賢美 一覧


撮影/比嘉秀明・編集/安里則哉
『週刊ほーむぷらざ』彩職賢美<1286>
第1593号 2018年2月1日掲載

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スタッフ
安里則哉

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日々、課題ばかりですが、取材ではできる限り、対象者の人間性が引き出せたらと思い、仕事に努めています。食べることが大好き。そのためダイエットにも力を入れたところですが、いまだ実現せず(笑)。

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