企業紹介
2018年1月25日更新
(有)愛卵土企画 ギャラリーるんるん 施設長 内間良子さん[沖縄の魅力]
沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.181
2月1日(木)、沖縄市宮里にオープンするギャラリーるんるん。カフェも併設した造りも魅力で。「地域の人が気軽に作品を発表したり、鑑賞できる場所になれば」と語るのは施設長の内間良子さん(71)。
地域の人へ気軽に芸術を
(有)愛卵土企画
ギャラリーるんるん 施設長
内間良子さん
場所を提供し若者を応援
Q.ギャラリーを作ろうと思ったきっかけは?
A.写真を撮ることが趣味で夫やフォトサークルの仲間たちと市役所の市民ギャラリーを活用してグループ展を開催してきました。しかし、利用できる日程が限られており、他の場所を探すと自宅から遠かったり、利用料が高いことやさまざまな制限があることで利用しづらいなと思ったことがきっかけです。
また、沖縄市には芸術面で優れた作家が多くいますが、発表する場が少ないと感じていました。発表する場を「地元で」そして安価な利用料で提供できれば、制作者の家族や友人など応援する人も足を運びやすいと考えました。
他の美術館などは遠くて行けないと思っている地域の高齢者にも気軽に来てもらえたらうれしいですね。
Q.ギャラリーの特徴は?
A.小さな個展からグループ展まで開催できます。作品数が多い場合や、打ち上げなどにも対応できるよう、壁の一部は可動式のパーテーションを採用。空間の調整が可能です。照明や天井、床の色も、作品が映えるようこだわっています。
展示スペースの隣には卵を使ったメニューを中心に提供するエッグカフェ「Coっこ(こっこ)」も併設しました。養鶏場から直接入荷した新鮮な卵を使用し、オムライスや厚焼きたまごのサンドイッチ、プリンなどが味わえます。あえてギャラリーとカフェを区切ることで、作品鑑賞とカフェタイムの両方を気兼ねなく楽しめるようにしました。
Q.カルチャーサロンも運営しているんですよね?
A.ギャラリーの隣の建物1階で「カルチャーサロンるんるん」を運営しています。フラダンスやヨガなどの教室が開催されているほか、隣近所のお祝いや余興練習会場として利用されるなど、地域住民が集う場所になっています。
Q.今後の目標は?
A.中学生や高校生を対象にしたジュニアフォトコンテストを開催することです。
このギャラリーを通して、若い人たちを応援しながら、良い作品をより多くの人に見てもらいたいです。
ギャラリーの隣にあるカルチャーサロンるんるんでフラダンスを踊る地域の女性たち
ギャラリーるんるんオープン記念!
同写真展で展示する大城氏の作品
ギャラリーるんるんでは、2月1日(木)~25日(日)まで、オープン記念として写真家大城信吉氏の写真展「ミャンマー寸描・幸せの原点 子宝」を開催する。
入場は無料で、営業時間は10時~19時(最終日は17時30分まで)。閉館日は毎週月曜日。詳細の問い合わせは同施設まで。
<問い合わせ>
ギャラリーるんるん
090-8837-8728
沖縄県沖縄市宮里4-12-14(地図)
<過去の記事一覧>
発信!沖縄の魅力 ー未来をつくる企業ー
『週刊ほーむぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<181>
第1592号 2018年1月25日掲載
この記事のキュレーター
- スタッフ
- 比嘉知可乃
これまでに書いた記事:126
新人プランナー(企画・編集)
1990年生まれ、うるま市出身。365日ダイエット中。
真面目な話からくだらない話まで、「読んだ人が誰かに話したくなる情報」
をお届けできるように頑張ります!