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2023年12月21日更新

12月は地球温暖化防止月間|意外と身近なSDGs⑨

文と写真/諸見みどり
環境省は、1997年12月に京都で開催された気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)を契機として、翌年から毎年12月を「地球温暖化防止月間」と定めました。地球温暖化防止のため、沖縄県でも情報発信や環境イベントの開催などを行っています。日々の暮らしの中にエネルギーの「ムダ」がないか見直し、できることから取り組んでみませんか?

12月は地球温暖化防止月間

電気代の節約の工夫として、機種やメーカーによって差がありますが、電気ポットの保温をやめて魔法瓶などを利用するとCO2削減量92g/年、節約金額3000円/年。最新の冷蔵庫を省エネ型に買い替えると、CO2削減量420g/年、節約金額1万3800円/年。シャワーはこまめに止めて節水シャワーヘッドを使うと、CO2削減量40g/年、節約金額7600円/年、といった方法があります(沖縄県のデータより)。沖縄県の環境家計簿(WEB上で公開。沖縄県民環境家計簿で検索)を参考に、環境家計簿をつけてみてはいかがでしょう。


暮らしの「ムダ」を見直そう!

大切なことは、自分自身がどのくらい電気やガスを使っているのかを「知る」ことです。電力会社からの請求書などに記載されている電気使用量を確認してみましょう! また、10年以上使用している冷蔵庫やエアコン、給湯器を省エネ家電に買い替えるとCO2排出量の削減が見込まれ、電気代の節約にもなります。

電化製品の修理備品の保存期間は製品にもよりますが10年が一般的とされています。急に壊れて慌てて買い替えると、余計な出費が増えかねません。そろそろ10年たつという時期には家電を下見して電気の使用量や機能などを吟味して商品を選んでおくと、お財布にも優しいです。

車を発進する時は、優しい発進を心掛けるとCO2削減量194kg/年、節約金額1万3300円/年(沖縄県のデータより)。焦らず、穏やかな発進、ふんわりアクセル「eスタート」を心掛けると、安全運転にもつながります。 

ひとりひとりが今できることを考え、これ以上地球の温度が上がらないようにしなければ、子どもたちの未来は非常に厳しくなってしまいます。買い物に行くときはマイバッグ持参を当たり前にしたり、生活全般の中で無駄探しをするなど、日頃から心掛けてはいかがでしょうか。家族で電気・水・ガスなどのエネルギーを節約する工夫を話し合ってみませんか。賢い選択=クールチョイスを!


 


「環境から健康を考える会」エコット代表の諸見みどりさん。メンバーと日々の生活の中でSDGsにチャレンジ中


『週刊ほ〜むぷらざ』意外と身近なSDGs
第1898号 2023年12月21日掲載

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